【開催見解】第8回園田競馬前半（7/11～13）
西日本各地に大きな被害をもたらしたこの度の大雨。先週金曜日、園田も何年かぶりの開催中止に見舞われてしまった。しかもその前日も雨の影響で場内入場者は1100人台、弊社も痛手を負ってしまった、今週はシッカリ取り戻さないと。
11～13日までの３日間開催で期間中のメインは13日に行われるＡ１級の1700メートル戦、転入初戦圧勝だったタガノヴェリテを中心に前走初Ａ１級でも勝ちに等しいぐらいの好内容だったマイフォルテ、そのフォルテを敗ったエイシンホクトセイ、充電完了したミッレミリア、Ａ１級でも一応のメドを付けたアリオンダンス、イルティモーネらが出走予定、来月摂津盃へ向けて豪華な前哨戦となりそうだ。
12日はＡ１Ａ２級混合の1230メートル戦がメイン。中心は目下 ２連勝中チーフアセスメント、初めての58キロ、久々の1230メートル戦ということになるが、今の充実ぶりなら特別マイナス材料になることはない。逃げは不可能かもしれないが、この枠なら折り合いも十分に付きそう、好位からの抜け出しか。前走ＪＲＡ馬相手に善戦したのがジャコカッテ。希望通りの内枠を引いたし、斤量差を生かせば県内初Ｖのチャンス。ドリームポリーニは距離不問のレース巧者、ここも当然上位争いだろう。ヨウライフクは園田２走目、しかも距離短縮、スピードで一気の可能性もなくはない。
11日はＢ１級の1400メートル戦がメイン。前走の勝ち振りだけならヌーディストビーチの連勝が有力となるが、今週の馬場は良、そうなると浮上してくるのがファインキャプテンだろう。目下３連続（４）着だが、 これはすべて雨馬場、それを考えると十分走っているし、引き続きデキも良好、今週は走りごろだろう。ペプチドムーンは前走２カ月ぶりで（３）着、気合も乗ってきただけに今度は前進必至。スマイルプロバイドは雨馬場が理想もこの条件なら普通に出番ありそう。馬体引き締まったバラブシュカ、内枠でナリタサウスも伏兵視。
（文：競馬キンキ 北防 敦）
