【開催見解】第8回園田競馬後半(7/18~20)

 先週のA1A2級混合の1230m戦を制したのはドリームポリーニ。これまでJRA交流戦で善戦もなかなか勝ちきれなかった馬が初めての1230m戦で弾けた。確かに展開が向いた感はあったが、直線あれだけ外めのコース取りもなかなか珍しい。そしてその翌日のA1級1700m戦は伏兵エイシンミコノスが2番手からの抜け出し、大本命タガノヴェリテを敗る大金星、これで一層摂津盃が面白くなった感じだ。

 

 さて今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(18~20日)の3日間開催で期間中のメインは20日に行われるA1級の1400m戦。大物は不在で少頭数は少し寂しい気がするが、前走園田FCで4着したレイズオブザサンが出走予定。選出されていた来週の金沢スプリントカップを回避しての ものだからここで確勝狙いか。ワンダーヴァローレは前走初めてのA1級2着、ソツのないレース運びは魅力だし、相変わらず調子もいい。トウケイアロー、エイシンヒートは前走A2級で1,2着、共にこれまで相手なりに走ってきた馬、ここに入ってもまず大崩れはあるまい。

 

 19日はA2級の1400m戦がメイン、フルゲート、好調馬揃いだけにこれはなかなか面白い一戦になりそう。最大注目は前走、再転入初戦で僅差2着のセンペンバンカ、追い切りは前走時同様、好時計で弾けたし、今度は速攻一気の可能性大。ブレイヴコールは前走5着、完全に勝ちパターンに入れながらも踏ん張れなかったあの走りをどう見るかだが、調教の動きは引き続き軽快、続けてポカはないと見るが…。サンライズトークは前走 、慣れね距離でも3着だから大幅な地力強化窺える。レコパンハロウィーは初めての古馬混合戦もこれまで他場遠征、ハードな条件下でも好走してきた実績、メンタル面は相当強いはず。ウインゴスペル、セイプレジールあたりも条件的に奮起可能で。

 

 18日はB1級の1230m戦がメイン、人気の中心は前走初距離でも見事なまでの捲りを決めたトップターゲット、あに内容ならクラスが上がっても即通用しそう。メイショウミツタダは除外明け2走目、前走4着がまずまずの内容だっただけに当然上積みあるはず。デルマアツヒメは近走、雨馬場に泣かされた。その点、今週はパンパンの良馬場、差し脚は復活しそう。エイシンパライソ、メッサーウイングは前々の競馬でどこまで踏ん張れるか。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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