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【開催見解】第5回川崎競馬(7/19~20,22~23)

2018年7月18日

 初日のメーンはA2下によるスパーキングサマーチャレンジ(スパーキングサマーCトライアル)で距離は1600メートル。

まず注目したいのはラーゴブルー。前走のスパーキングレディーCでは中央勢の壁に当たった格好だが、それ以上に間隔が開いて馬体が増えていた影響があった印象。ジャパンCなど牡馬相手のGIでも好走デニムアンドルビーの半妹と血統面の裏付けは十分だし、2走前にはしらさぎ賞を制している。16日のプラチナCの選択もあったはずだが、自己条件に的を絞り必勝態勢だろう。アポロナイスジャブは移籍初戦を鮮やかに決めて川崎移籍が大成功。今回は条件が上がるが、自身1度使って更に良化なら大差は感じず上位争い可能と見る。ドラゴンシュバリエは移籍初戦で2番人気に推されながら11着と惨敗だったが、中央1600万からの移籍だから、本来A2下なら力量は楽に通用のはずで一変の可能性を秘めている。シュテルングランツは中央オープンからの移籍で本来ならA1格付けでもおかしくないが、A2格付けは恵まれた印象だし、小久保厩舎なら仕上げに抜かりもない。地方移籍でもうひと花を咲かせる予感は十分。

 

 2日目はB3による三浦すいか特別がメーンで距離は1500メートル。抜けた馬が不在で混戦ムード。勝ち味に遅い面があるのは事実だが、2戦連続で2着と状態の良さが目立つのはスウィートピカンテ。以前は1400メートルがベストで、1500メートル、1600メートルでは伸び一息というレースが続いていたが、現状では全く不安はない。展開ひとつで勝機までありそうだ。エルブルースの前走は休み明けで多少余裕のある造り。勝ち馬からは離されたが、3着と格好はつけたし、一叩きされての上積み十分で前進必至。降級の前走で結果を残して再昇級になるブレイブウォリアーだが、その前走でもまだ完調手前と思えただけにまだ良くなってくるはずだし、引き続きベストの1500メートルなら連勝を決めるシーンまで。その他では前走は思わぬ大敗だったが、決め手は互角以上のゴールデンパピオンが混戦で台頭しそうな感じがする。

 

 3日目はB1とB2による宇宙忍者バルタン店長杯がメーンレースで距離は1500メートル。主役は一息入っていたにも関わらず前走A2下の条件で2着に好走ゼンノウラヌス。3走前には既にこの条件を勝っているし、この辺りなら力量上位は明白。1500メートルの方がパフォーマンスも上がるし、2走ボケさえなければ勝ち負け確実。成績が安定しているのはファージンゲール。中央時代を含めて着外1度だけの堅実派。前走は勝ち馬の決め手に屈しただけだし、展開不問は大きな強味。馬格があるだけに間隔が詰まったローテに不安は感じない。アイルオブワンダーも休養後は安定駆け、前走Vで良化は確かだし、状態の良さからも互角以上の競馬ができそう。その他では前走2着に好走で復活をアピールしたドリームキングと、前走は6着でもデキ落ちは全く感じないブルーマネー辺りにもチャンスはありそう。

 

 4日目のメーンはB2とB3による8月4日あつぎ鮎まつり大花火大会開催特別で、距離は1600メートル。ウインブルースカイは気温の上昇とともに体調アップで前走V。同条件に出走できるのは当然有利だし、連勝の可能性は十分にある。ここへきて連勝と勢いに乗るマジックボーイは逃げ鋭く、ここも完全燃焼の競馬。時計短縮も容易だろう。休み明けの前走は1番人気に反したアルファベットも500万交流で勝ち負けを演じており、本来この辺りなら力量的には上位の存在。やや太かっただけに上積みは大きそうだし、反撃があっても驚けない。レジェントセプターも前走は人気を裏切る形になってしまったが、これは多少スムーズさを欠いたもので状態が落ちているとは思えない。2走前まで抜群の安定感を誇っていたし、見直しは当然。リコーモラーヌも巻き返しに向けて意欲的。前走は出遅れながらも0秒5差。久々の2走前にVからも休養効果で立ち直ったし、スタート五分で自分の競馬ができればアッサリのシーンまで。その他では格付け2戦目で、クラウンCで3着があるムシカリの走りにも注目が必要。

 

 

(勝馬 小栗 啓裕)

 

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