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【開催見解】第6回浦和競馬(9/5~7)

2018年9月4日

 平成30年度、第6回浦和競馬は9月5~7日の3日間開催。重賞は組まれていないが、全日12R立てで激戦が繰り広げられそうだ。

 

 開催初日のメインはA2・B1による1400mのハンデ戦、長月特別。台風21号が過ぎ去って馬場がどこまで回復するかがポイントだが、やはり道悪は残るだろう。ノブワイルドの前走は重賞のプラチナカップ。勝ったキタサンミカヅキは次走のアフター5スター賞も圧勝し、2着だったウェイトアンドシーも次走のスパーキングサマーカップをV。非常にレベルの高い一戦だった。それで格下の身ながら3着馬とハナ差の4着なら力は十分に見せたと言える。今回は自己条件に戻り、重馬場でも7戦5連対の実績。追い切りでも軽快な動きを見せていて状態も良好。ここは堂々と主役に。リネンスカッシュは前走、持ち時計を更新してJRA500万との交流戦を完勝。ここにきての充実ぶりは目を見張るものがあり、昇級戦してメンバー強化でも互角以上の期待。モリデンリオは追って確実にひと脚使えるタイプ。渋った馬場も巧者だけに、うまく展開が嵌まればラスト強襲のシーンも。他では休み明けでも鉄砲に良績があり今年の1月にはキタサンミカヅキを2着に下してオープン特別を勝っているワイルドダラー、昨年の11月に今回と同条件を勝っている大井のサニーデイズ、叩き3戦目で浦和狙いのガリャルダ、ひと息入れて立て直したドライブシャフトなどに警戒が必要。

 

 開催2日目のメインはB2一組による1500mの菊月特別。ビッグジャイアントは3歳時に優駿スプリントで3着、昨年はA2下で3着があり、浦和の1500mでも4戦2勝、2着2回。休養期間が長くて5歳の秋を迎えても19戦しか消化しておらず、まだまだ上積みが見込める器だ。休み明け2戦目の前走を勝った反動なども見られず、続けて順調に使えるのも何より。状態さえ戻ってくれば本来、B級では一枚上の存在。モンサンアルナイルは3走前の浦和で後続に2秒7差という圧巻の大差勝ち。脆さはあるが自分のペースでスンナリと主導権さえ奪えれば簡単には止まらない。ここも同型との兼ね合いひとつ。イノデギャルソンは3走前にB1下で3着に入り、前々走のB2下では2着、そして前走はA2下の1500mで2着。確実に地力を強化している。自己条件に戻って重視は当然。ハヤブサプリンスは前々走でJRAとの交流戦を完勝。前々走は案外だったが、能力は確か。ひと息入れて立て直しており、巻き返しを警戒。 

 

 最終日のメインはB2二組・B3一組による1500mのハンデ戦、清秋特別。ここは休み明け2戦目となるギンチャンに注目したい。ここ3戦は4、4、5着と足止め気味だが、昨年は南関東転入後4連勝、11月のロジータ記念で3番人気になったほどの好素材。1500mでは2戦2勝。放牧明けをひと叩きした今回は息保ちも変わってくるはずで、本来の力発揮なら一変のシーン十分。ヴィガーエッジは転入後7戦して着外なしの安定感。脚質にも柔軟性があり、昇級戦でも崩れるシーンは考えにくい。オオヤマネコは勝ち味には遅いが流れにさえ乗れれば簡単には崩れず、浦和の1500mでは4戦して掲示板外なし。大井のトーセンノワールは昇級戦で初コースになるが、4走前に船橋のマイル戦で連対。左回りを狙っての遠征だろう。前走は着差以上の強さ。上がり十分の3歳馬だけに軽視は禁物。

 

 

 (ケイバブック・木村 悟)

 

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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