【開催見解】第17回名古屋競馬(10/30~11/2)

2018年10月29日

 第17回名古屋競馬は10月30日(火)から11月2日(金)までの連続4日間、「トパーズシリーズ」が行われます。では、各日のメイン競走を紹介していきましょう。

 

 初日はB-1組「神無月特別」(1400m)です。ちなみに連続開催ということで今開催も各クラス、基本、賞金順での編成になっています。ここはすでに同鞍で1、2着があるマイネルソノリティが中心でしょう。当初から二次戦の今回を目標に調整されてきましたし、口が硬くて折り合いに課題のあるタイプだけに1400mも歓迎材料です。強敵はゴーストバローズ。一次戦は1つ下のB-2特別2着ですが、なかなかの時計で評価できる内容。若干馬体が寂しいので連闘でうまく維持できているかがポイントでしょう。アナザ、ボールドハートは展開が向けばの条件つきに。

 

 2日目はC-5組「玉野川特別」(1600m)。走り慣れていないマイル戦ということで波乱も十分に考えられますが、前走勝ちでここに組まれたケイツーマルクにまず目がいくでしょう。着差以上に余裕のある勝ちっぷりだったし、笠松時には1400mを(2001)。中央時に1800mを走っていたので、1600mもスピードで押し切れていいのでは。あとは、先日まで名古屋に在籍、笠松に転じて走りの良くなったチャナントール、平均ペース型のチーフコンダクター、シンボリクレール、持久力はありそうなグリニカあたりが有力です。

 

 3日目はA-3a組の「ギンネム特別」(1600m)です。有力どころが回避を予定しているので、ゴールドトランプ、シャイニングアロー、コウエイサムライらにチャンスが出てきそうですが、末脚に比重を置くタイプなので展開次第の面も。ジェイエルマリーンは機動力上位ですが、涼しくなった影響がチラホラ。体調を見極めたいところです。

 

 4日目はA-2組の「トパーズ特別」(1400m)。2組ですが、今開催はオープンの1組が編成されていないので、この鞍が一番上となります。登録馬の名前だけを見るとなかなかですが、こちらも回避馬が多く出そう。二次戦を目標にしてきたリョーシンヒナタ、メモリーフェーブルの塚田勢、マヤブリリアント、オンワードハドソンあたりが人気に推されそうです。久々になるラモントルドールもいますが、こちらは陣営が弱気で太め残りは濃厚とか。当日の気配を要チェックでしょう。一次戦で大逃げを決めたエスタシオンは連闘予定ですが、同じ手が通じるかどうかは疑問です。

 

(文:競馬東海 寺澤 正勝)

 

競馬東海

 

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