【開催見解】金沢競馬 県営第14回[通算第17回]前半(11/11・13)

2018年11月10日

 2018年度・第17回の金沢競馬は、11月11日(日)、13日(火)、18日(日)、20日(火)の4日間。18日(日)に長距離の古馬全国交流重賞・北国王冠、20日(火)に2歳重賞・兼六園ジュニアカップが行われる開催だが、その展望は次週。ここでは前半週の展望を。

 なお、この開催のB1級とB2級の1~4組は「特別編成」となっており、前3走の収得賞金順の編成。最上位組の特選は好成績馬集結、逆に最下組の4組は近況不振馬が揃うことになり、より拮抗したレースが期待されます。

 

 11日(日)のメイン9Rは「楽天競馬でおトクに楽しく!」(A2-2・1500m)

 1番 マイネルヘミニス 米倉知

 2番 ディターミネイト 松戸政也

 3番 ハバナブラウン 青柳正義

 4番 エイシンクウカイ ☆柴田勇真

 5番 ドロダンゴ 藤田弘治

 6番 キホンハシコ 栗原大河

 7番 ヒカルカミヒコーキ 吉田晃浩

 8番 ヤマチョウタンゴ 平瀬城久

 

 実力馬が揃って簡単ではない一戦だが、前回3着エイシンクウカイの前進に期待。逃げて当地7勝だが、前走は先行できず揉まれる競馬を強いられた。それでも直線は内から伸びる姿勢。不慣れな展開で崩れなかったことは収穫で、この経験を糧にできるはず。中1週の今回もしっかり追い切れたようにデキ自体は充実。もうどんな形でも好走可能と見る。

 注目は逃げ争いだが、行き切ればマイネルヘミニスが面白い。気性的に好走は逃げ限定だが、ここ3走は他の馬に行かれた結果で参考外。中間も元気が良すぎるくらいで、デキ自体は問題ない。この顔ぶれと枠ならベストの形も可能。

 連続2着もアタマ差とクビ差で毎度勝ち負けを演じているドロダンゴも展開一つ。外々を回った前走は中身が濃く、道中をロスなく回れば更に。

 休養を挟んで4連勝中と底を見せていないハバナブラウンも当然上位候補。インで控える競馬も問題ないことをドロダンゴに勝った前走で証明。まだ伸びしろもある。

 初のA2となるヤマチョウタンゴも中央実績や馬体からは見劣ることはない。前走は1400mでの勝利だが、本質的には1700m以上が得意。少しでも距離延長はプラス。

 ディターミネイト、ヒカルカミヒコーキも先行争い一つで好走しても不思議ではない。

 

 13日(火)のメイン10Rは「楽天競馬はスマホでも便利!」(A2-1・1500m)

 オーダシティー、ディアグリスター、ルノートル、スガノランバダ、カトリーヌスリジエ、ロンプフェイス、サンダースプリング、ダンカン(転入)、エトワールドロゼ、トーホウボニータ、が出走予定。(トニーポケット、スプリングボックスは回避予定)

 前走A1-2で当地初黒星を喫したルノートルだが、初めて控える競馬になった点や勝った馬が先週も完勝したことを思えば2着でも決して悪くない。連闘回避後の中2週も丁度いいローテで、追い切りもビッシリと。態勢には不安なく、展開一つだ。

 ただ、逃げるのは当地屈指の快足エトワールドロゼの方か。最後は並ばれて1着同着とはいえ放牧明けの前走も逃げれば強いことを証明。2開催パスしたが適鞍を待ってのもの。今回はもっと踏ん張れていい。

 転入初戦のダンカンは500万下勝ち、1000万下入着近辺の実績的には力上位のクラス。1700m以上向きの差しタイプだけに、今の馬場と距離がどうかだが、コンパクトながら走りっぷりは悪くない当地入り後の気配。ロスなく回れば上位争いになるはず。

 休養から復帰後が案外なディアグリスターも叩き3走目で道中インの展開ならガラっと変わっても不思議ない実力馬。カトリーヌスリジエ、トーホウボニータも展開一つだ。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

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