【開催見解】第4回ばんえい十勝（5/27～6/5）
第４回ばんえい十勝
第40回大雪賞 ３歳以上オープン混合 ５月28日10Ｒ
出走予定馬
○アスリート (670ｷﾛ)
○カゲホウトウ (680ｷﾛ)
○カンシャノココロ (680ｷﾛ)
○キサラキク (670ｷﾛ)
○コウシュハウンカイ (700ｷﾛ)
○シンザンボーイ (680ｷﾛ)
○センゴクエース (690ｷﾛ)
○トレジャーハンター (680ｷﾛ)
○ホクショウユウキ (680ｷﾛ)
【解説】
有力どころは何頭かに絞れる。トップハンデとなるコウシュハウンカイだが、オッズパーク杯の内容を考えればその強さは歴然。行って上げられる障害の巧みさと最後までしっかりと伸びれる末脚、どんな馬場でも対応できる点からもここは難なく突破してくれよう。相手探しの一戦に。その相手だが、前走見せたセンゴクエースが筆頭に。障害への不安は確かにまだ残っているが、スンナリ抜けた時の切れ味は一線級でも屈指の存在である。その次には今季緒戦で一線級相手に逃げ切ったキサラキク。軽い馬場が理想だが、少し重くても端枠でなければ対応できそう。その他では障害力で上位のトレジャーハンターとホクショウユウキのオープン馬が踏ん張りひとつで前残りへ。
第５回スタリオンカップ ３歳以上選抜別定 ６月４日10Ｒ
出走予定馬
○イノリノチカラ (660ｷﾛ)
○オホーツクノタカラ (650ｷﾛ)
○オレノココロ (685ｷﾛ)
○カイシンゲキ (680ｷﾛ)
○キタノサムライ (660ｷﾛ)
○セイコークイン (660ｷﾛ)
○ソウクンボーイ (660ｷﾛ)
○ニュータカラコマ (680ｷﾛ)
○フェアリードール (640ｷﾛ)
○フジダイビクトリー (680ｷﾛ)
【解説】
昨年度のリーディングサイヤー上位５の産駒から通算収得賞金上位２頭を選抜した一戦。クラスハンデはあるがオープン一線級の力は抜きん出ており、順調に使われた２頭の一騎打ちで３着争いに注目が集まりそう。本命は勿論、オレノココロ。３戦目での今季初Ｖも完璧な立ち回りで後続を退けた。今回増加されたが、５ｷﾛなら心配はないし、連勝に期待できる。相手はニュータカラコマ。僅か及ばなかった前走だが、一戦毎に動きに素軽さが戻っており、もう仕上がり面の不安はなくなった。切れ味勝負には自信を持っており、馬場次第では逆転も。３着争いの筆頭としてあげるのは牝馬のセイコークイン。目下連勝中と例年以上にデキがいいし、春先で荷物が軽いのもこの馬のスピードを存分に発揮できる要因である。その他では障害次第でソウクンボーイの出番がありそう。実力馬のフジダイビクトリーだが、ここが今季初出走であり、まずは一戦様子を見たい。
競馬ブック 定政 紀宏
