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【開催見解】金沢競馬 県営第6回[通算第7回]後半(6/25・27)

2017年6月24日

 

  2017年度・第7回の金沢競馬は前半週が終了。残すは後半週、6月25日(日)、27日(火)の2日間。

 

 25日(日)のメイン11Rは「湯涌温泉氷室開き特別」(A1-2・1,500m)。

 

 1番 タツミリュウ      堀場裕充

 2番 エムフェイス     松戸政也

 3番 ショウナンバスター 桑野等

 4番 エムティサラ     池田敦

 5番 ジュエリーハンター 田知弘久

 6番 セルリアンラッシュ 沖静男

 7番 カフジスター     中島龍也

 8番 オイヌサマ      青柳正義

 9番 ヒカルカミヒコーキ  吉田晃浩

 10番 クランキングアップ 吉原寛人

 

 毎度逃げ争いが注目のクラス。タツミリュウ、ヒカルカミヒコーキの実力馬2頭は枠順やダッシュ力次第の面があるし、今回はオイヌサマも参戦。ジュエリーハンターも加えた4頭がどんな隊列とペースで先行するかによって結果も大きく変わってくる一戦だが、どう見ても緩い流れは考えづらい。

 その点でもクランキングアップを中心に推したい。前走・百万石賞は強豪相手に見せ場十分の6着。バリバリのオープン馬以外には先着を許していない今季成績からも2組なら力上位。春より馬体も良く見せるようになっているし、どちかというと厳しい流れ向きのタイプ。先行争いを見ながら有利に運んで、抜け出す構えか。

 待望の適距離でヒカルカミヒコーキの奮起にも期待。理想は前走のような内ラチ沿いを走る逃げだが、まだ他の同型より展開的な融通は利く方。少し長い1,700mだった近走以上を見込む。

 往年の走りこそ望めぬタツミリュウだが、ベストの1,500m~1,700mでの逃げなら健在は前々走の惜しい2着で証明済み。前走のようにヒカルカミヒコーキにハナを叩かれると厳しいが、当時は中1週。少しレース間隔を開けた方がいい傾向もあり、中3週の今回はダッシュが良くなる可能性。先手を奪えるようなら勝ち負け。

 ショウナンバスターは今季2着・1着は1,700mだが、前が速くなる展開なら1,500mでも面白い。オイヌサマはベストの逃げに持ち込めるかが焦点も、デキは高いレベルで安定し、自己条件なら先行争い一つ。前半~道中で置かれる傾向のセルリアンラッシュも位置取り一つで変わっていいデキと実力。気温上昇に比例して感触を上げているカフジスターも前が止まる展開になれば突入は十分。

 

 27日(火)のメイン(11R予定)は「スプリント特別(金沢スプリントCトライアル)」(3歳以上・1,400m)

 メイジン、イイデフューチャー(転入)、トゥヴァビエン、ナリタノヘア、ノーネームホース(転入)、アイナ、ウインプリマ、が出走予定(登録のあったミスアバンセ、グルームアイランド、マイネルリボーン、ナツ、コスモマイギフトは回避予定)。1着馬には次々回の金沢スプリントカップ(7/25・1,400m)への優先出走権が与えられる。

 百万石賞直後で回避馬は多くなったが、まだ底を見せていないメイジンだけは出走してきた。当地で初黒星となった前走・百万石賞は絡まれて超ハイペース。それを2着に踏ん張ったのだから負けて強し。改めて能力の高さを思い知らされた。さすがに追い切りこそ若干セーブ気味だが、疲れがないからこその出走。強敵不在だけに、逃げれば負けない。

 中央1,000万下で好走もあるイイデフューチャーの走りにも注目。前走から4ヵ月ぶりでもあり、気配的にも割引は必要かもしれないが、じっくり乗り込まれての始動。実力と先行力を示す内容を期待したい。

 続くのはアイナ、トゥヴァビエン辺り。共にもう少し距離が欲しい差しタイプではあるが、メイジン以外との比較では力量的に優位だ。

 

(文:競馬カナザワ 大井 明洋)

 

金沢 カナザワ

 

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