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【開催見解】第7回園田競馬前半(6/28~6/30 重賞:園田FCスプリント)

先週のSJT第2ステージは船橋、中野Jの独り舞台だった。絶対的な馬でもなかったのに2連勝をしてしまうとは…。恐れ入った、8月26~27日、今度はJRA札幌で暴れまくってもらおう。それにしても南関東にあんなジョッキーが潜んでいたとは…。一日にしてファンになってしまった次第。

 

 サテ今週の園田競馬は通常通りの水、木、金曜(28~30日)3日間開催で期間中のメインは29日に行われる第7回園田FCスプリント。電撃のワンターンだけに駆け引きなどはない、逃げ馬も差し馬もただひたすら行き切るのみ。展開も読みづらいが、逃げるのはマルトクスパートかマイアリエスかシーズアレインボー。枠順の差でマルトクが頭ひとつ抜ける形で進みそうな気がするが、こ ればかりはゲートが開いてみないことには…。そしてその直後にカイロス、カッサイ、ドリームコンサート。包まれる心配のないカイロスにはいい流れになりそうな気がするが…。そして後方からはハタノキセキ、決め脚は十分だが、果たしてスピード馬揃いの電撃戦に対応できるかどうかだけ。とにかく出遅れたら終わり、包まれたら終わり、難解な一戦だ。

 

 28日はB2級の1400m戦がメイン。前走、相手が悪すぎたアグネスルコリエVS絶好の追い切りを見せたシュエットの一騎打ちムードが濃厚。3番手には前走、前が詰まってやや消化不良の形になったタイセイホーネット。これら上位はシッカリしているだけにそこまで荒れムードはなさそう。

 

 30日はA2級の1870m戦がメイン、前走1400m戦で気合を付 けたノブタイザンが適距離に戻しての差し切り狙い。去年のダービー馬、主役の座は譲れないところだろう。前走のロジテールは終始、最内回りから直線外へ出して見事に差し切った。背1キロ増となりあんな競馬ができるかどうかだが、相変わらず状態は良さそう。そのときの[3]着馬がアローシルバー、馬体には幾らか余裕があっただけに多少でも絞れていれば前進十分だろう。他では堅実駆けマルカラインの反撃にJRAダート2勝エクストレミティーの底力。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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