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【開催見解】第7回門別競馬(7/11~7/20 重賞:ノースクイーンカップ)

 

第7回門別競馬展望

 ちょうど年間開催の折り返し地点を迎えたが、この開催から、前後節とも、火、水、木曜の3日間競馬が定着する。なお、今開催の重賞レースは、後節6日目のノースクイーンカップが行われる。

 

【重賞レース】

◎7月20日 第16回 ノースクイーンカップ登録馬 3歳以上オープン牝馬 距離1800m

・ハタノオヌール 大井

・ユッコ 水沢

・ビービーバーレル

・ジュエルクイーン

・ユウユウ

・バラブシュカ

・エメンタールベルン

・ステファニーラン

・シャインプラチナム

 

【展望】

出走制限頭数に満たないために追加予備投票を受け付けられているが、現在は大井のハタノオヌールと水沢のユッコが登録済み。地元勢が僅か7頭と少なくなったが、前回の牝馬重賞「ヒダカソウカップ」をレコードで後続を突き放したジュエルクイーンの存在は、他地区の馬にとっても大きいと思われる。どんな競馬でもできるタイプだから、外回りの距離1800mに延長されても、まったく問題はなく、この一戦も中心勢力になるのは間違いない。ヒダカソウC2着のステファニーランは内回りコースよりは外回りの方が向くが、3着のユウユウにとっては、経験が少ないだけに、さらに距離が延びるのは課題が残るのではないか。逆に4着のユッコは距離経験が豊富だし、門別が2度目だから環境にも慣れを示してくるだろう。変わり身といった点では、レース間隔が詰まるビービーバーレルも面白そうだ。

 

【初日10R 11R】

○7月11日

10R いしかり浜サンドパーク特別 3歳以上C2-2組 距離1200m

1.カグラハヤテ

2.ビービースパンキー

3.ブライティアギャル

4.ホッコースイセイ

5.ワカクイーン

6.ピンクノオウマサン

7.トモノトップガン

8.キンシャサノボス

9.ブラックチョコ

 

【展望】

積極的な競馬で今季の初勝利を飾ったブライティアギャル。叩かれつつ着実に上昇を辿っていたことを実証するかのような勝ちっぷりだった。今回は昇級の形になったが、やや伸び悩んでいる面々が相手だけに、今の勢いを素直に信じてもいいだろう。中央500万下では歯が立たなかったホッコースイセイも、このクラスへの編成なら、いきなりから好勝負に持ち込めるはず。ムラ駆けでも力を秘めるトモノトップガンの巻き返しも警戒は怠れない。距離1200mでも走り始めたカグラハヤテも3キロ減の恩恵があるだけに、立ち回りひとつだろう。

(厩舎の談話)

1.カグラハヤテ 少し休ませた前走は動けなかったですが、使って調子は上向いています。脚は使う馬ですし、うまく折り合って行けるようなら。

2.ビービースパンキー 手堅かったのが前走で崩れましたから、ちょっと心配ですね。前開催を休ませて調整しましたが、変身といくかどうか分かりません。

3.ブライティアギャル 階段を一段ずつ上るように復調してきました。昇級戦ですが、力不足はないはずですから、互角以上にやれるでしょう。

4.ホッコースイセイ 調教も動いているようにスピードはある感じです。この条件でも力量的に見劣りはしないと思いますし、楽しみが持てます。

5.ワカクイーン 状態は安定しているんですが、なかなか弾けてくれません。この条件なら間に合ってもいいところ。展開が向けば、巻き返してもいいと思います。

6.ピンクノオウマサン 気配とレース内容は良くなってきましたが、まだ上位進出と言えるまでの手応えはありません。前進を期待していますが。

7.トモノトップガン 冬場からの疲労の蓄積が見えたので、前走後はひと息入れました。リフレッシュされたはずですから、前走のようなことはないと思います。

8.キンシャサノボス 行きっぷりが良くなってきませんし、タイムも詰まりませんから、まだ良化途上ですね。ここもどこまでやれますか。

9.ブラックチョコ やはり長い距離ではいいところがありません。今回は距離を戻してみますが、気持ちが続くかどうかは分かりませんね。アテにはできません。

 

11R フリオーソ賞 3歳以上C2-2組 距離1700m

1.アルディシア

2.ホープライズ

3.ビービーロンギング

4.オリヒメ

5.イサチルルンナ

6.メイプルレジェンド

7.マキシマムブレイク

8.レアルタ

 

【展望】

なかなか2勝目をマークできなかったホープライズは、古馬編入の緒戦となった前々走で、ようやく両目を開けたわけだが、前走は外回り1700mでも、あと一歩のところで勝利を逃す本当に惜しい競馬だった。積極的に逃げた場合の勝負強さは本物であり、今回の組み合わせもスンナリと先手が取れる相手関係。相手は距離2度目のオリヒメ、抜群の安定感を誇るビービーロンギングの両馬。常識にかかってきたイサチルルンナも圏内は十分か。

(厩舎の談話)

1.アルディシア 前走は先手こそ取れましたが、最後はあの感じですからね。気持ちの面で難しいところが出ているのかもしれません。

2.ホープライズ 前走は勝ちに等しい内容の2着ですから、地力の強化とデキの良さを改めて確認しました。積極的なレース運びが、この馬には向いています。

3.ビービーロンギング 前走は昇級戦でもよく頑張ってくれましたね。相手なりに動けて、どんな形になっても脚を使ってくれるのがこの馬の良さですね。

4.オリヒメ 1700mでもようにヤメるような面を見せるとは思いませんでした。前走はそれに尽きます。真面目に走ってくれさえすれば、勝てる条件のはずです。

5.イサチルルンナ ムラなところも見せず、前走はそれなりに脚も使いました。これでもう少し切れるようなら、際どい勝負に持ち込めてもいいでしょう。

6.メイプルレジェンド 前走はこの馬のムラな面が出てしまいましたね。少頭数なので、揉まれないポジションが取れれば、巻き返せると見ているんですが。

7.マキシマムブレイク 前走あたりも砂を被るとハミを取って行かなかったですね。ただ、それでも力は見せました。スムーズな形で運べれば、違うと思います。

8.レアルタ 前走は走る気を微塵も見せませんでしたね。短距離戦が刺激になったかどうかは分かりません。気持ちが前に向いてくれることを願うばかりです。

 

(競馬ブック・松本英博)

 

 

 

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