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【開催見解】第6回盛岡競馬(8/14~8/18)

2013年8月13日

 平成25年度の第6回盛岡競馬は8月14日から連続5日間開催される。

 

 初日(14日)にはこの開催のメインイベント、今シーズンのダートグレード競走第2弾『第18回クラスターカップ(Jpn3)』が行われる。ダート1200m。この稿締め切りの段階でフルゲート=14頭で、すでにメンバー、枠順は確定している。

 今年も多士済々の顔ぶれだが、昨年の優勝馬・タイセイレジェンド、同2着のセレスハント。さらには一昨年の優勝馬・ドスライス、同2着馬・グランドラッチ、同3着馬・ラブミーチャンと、このレースお馴染みの短距離のスペシャリストが揃った。

 主役、というか、最注目は3月のドバイ・ゴールデンシャヒーン以来の実戦となるタイセイレジェンドのデキ。昨年のこの競走はサマーウインドのレコードに0秒3差まで迫る1分09秒2の好タイムで楽勝。秋には川崎のJBCスプリント(Jpn1)まで制した、この路線のトップホース。今年は59キロを背負うこともあり、とにかく仕上がり具合がすべてとなる。

 脇を固める他の中央勢もなかなか強力。6月の門別・北海道スプリントカップ(Jpn3)を制したセレスハント。4月に中山1200mの京葉ステークスを制しているスノードラゴン。3歳時にクラシックの登竜門・アーリントンカップ(G3)を制しているノーザンリバー。いずれも前記・タイセイレジェンドのデキ次第では単の資格まで。

 地方勢。大将格はなんといってもラブミーチャン。一昨年のこの競走はオーバーペースで逃げて3着と敗れたが、その後、昨年は大井の東京盃(Jpn2)、今年は同じく大井の東京スプリント(Jpn3)を制するなど、この距離では中央馬と互角以上に渡り合っている。近況も抜群に強い競馬を見せているし、今年こそはの期待がかかる。

 他では今年は道営代表として挑むグランドラッチ。船橋のアイディンパワーあたりに中央勢の一角崩しの可能性も。

 トライアルの覇者・ドリームクラフトを筆頭にタケノトレジャー、ヒカルジョディー、スーブルソーと顔を揃えた地元勢はこのレベルでは残念ながら出番はなさそうだ。

 

 4日目(17日)のメインレースは古馬オープン馬による重賞競走『第36回桂樹(けいじゅ)杯』芝1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は13頭。

 既成勢力では、昨年の年度代表馬・ロッソコルサ、3歳のタイトル戦を席巻するハカタドンタク、6月の芝重賞・かきつばた賞を制したコスモプランタンといったところが主力級と目されるが、最注目はここが岩手転入初戦となるマイネルファルケ。2009年のマイルチャンピオンシップ(G1)でカンパニーの2着がある芝の実力マイラー。久々の芝競走でどんな走りを見せてくれるか?

 なお、この競走の1~2着馬には9月29日に行われる重賞『OROカップ』への優先出走権が与えられる。

 

 5日目(18日)のメインレースは2歳馬による重賞競走『第14回若鮎賞』芝1600m。フルゲート=12頭に対して登録馬は12頭。

 2歳世代にとって初のタイトル戦。ここまで3戦3勝のラブバレット、2戦1勝のライズライン、1戦1勝のシグラップロードといったところのレースセンスが目につくが、芝の新馬戦を楽に勝ち上がってきたランデックキングやターントゥタイド、センターヒロインらも十分に有力圏と考えられる。

 なお、この競走の1~2着馬には9月22日に行われる重賞『ジュニアグランプリ』への優先出走権が与えられる。

 

 

(文:エイカン 内山達明)

岩手 エイカン

 

 

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