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【開催見解】第6回川崎競馬(8/19~23)

2013年8月18日

8月19日(月)から23日(金)までの5日間で行われる川崎開催のメインレースは8月21日(水)に行われる第10回スパーキングサマーカップ(3歳以上オープン 1600メートルS3)。

このレースは地方交流戦であるため、他地区枠が1頭分あり、笠松からトウホクビジンが出走を予定している。そのトウホクビジンは、14日にクラスターC(9着)を使ったばかり、南関東のオープン馬相手では正直苦しい。

川崎マイル戦を最も得意にしているのがピエールタイガー。前走のサンタアニタトロフィーでは粘り切れなかったが、得意の川崎なら粘り込みは十分可能。そのサンタアニタトロフィーで[2]着に好走したのがジョーメテオ。前走は格下の存在で軽視していたが、直線末脚を伸ばして[2]着を確保。小回りの川崎コースに対応できれば再度好勝負になる。前哨戦を勝って優先出走権を得ているのがガイエスブルクとジュウクリュウオウだ。ガイエスブルクは、前走中央1000万条件との交流戦に勝って充実著しい。相手は揃ったが、オープン馬とは斤量差があり、チャンスはあるはず。また、ジュウクリュウオウの勢いも侮れない。持ち時計の比較では一番で、休み明けを2連勝とこちらも充実著しい。地元のマイル戦がベストなのがナターレ。交流重賞に挑戦した前走は度外視、牡馬相手でもこの条件なら巻き返しは可能だ。船橋勢にも注目したい。オープン特別を勝って復活したトーセンアドミラル、そのレースで[2]着だったのがプレファシオ。中央から転入2戦目で、2着以下に9馬身差をつけて楽勝したガンマーバーストにも注意が必要だ。今回は休み明けだけに割り引きは必要だが、底力がありその走りに注目だ。また、実力馬マグニフィカも復調気配、休み明けを2度叩かれて変わり身に注意したい。

 

19日(月)のメインレースは神楽酒造盃くろうま賞(B3以下 1600メートル)。川崎競馬の名物レースで、青毛・青鹿毛・黒鹿毛限定のレース。ここは休み明けを[4]着に好走したシルキーバロンを中心と見たが、好調馬が揃っているだけに難解。そのシルキーバロンは、1800m中心に使っているが、マイルにも対応できるし、川崎コースにも対応できる。休み明けを叩いた分の上積みがあり前進は必至だ。実績的に上位なのがサクラエンブレム。中央時には1000万条件で好走した実績があり力は上位。前走が2走ボケなら度外視できるし、巻き返しは可能だ。勝ち切れないが安定しているのがランニングシューズ。勝ち味に遅く頭で狙うのはどうかだが、大きく崩れない安定した走りは評価できる。あとは休み明けを2度叩かれたコウユーサクラサク、差し一手の割りに川崎で結果を残しているアスニカケルハシ。休み明けを2度叩かれ、逃げ馬には絶好の枠を引き当てたパラダイスディも侮れない。

 

20日(火)のメインレースは準重賞 夕刊フジ葉月賞(A2下 1600メートル)。

ここは好調馬が揃って難解なレース。8歳ながら安定した成績を残しているのがスマートキャスター。大井から転厩後2戦の内容が良く、ここはチャンスだ。地元のA3下を勝ったドラゴンウィスカーは、3歳時にニューイヤカップを勝った実力馬。ここでも見劣りはしない。本来はヴォルテックスが有力なのだが、取り消し明けで順調さを欠いた分割り引いた。あとは休み明けでも実力上位のキスミープリンス、前走は人気に反したが巻き返しを狙うミラーコロ、中央時1000万条件勝ちがあるサトノデートナ、盛岡に遠征して芝の重賞で[2]着に好走したウインペンタゴン、ここにきて復調気配のシツジツゴウケンなども逆転の候補。目移りしそうなほど好調馬、実力馬が揃っている。

 

22日(木)のメインレースは流星スプリント(B2、B3選定馬 900メートル)。ここはスピード自慢が揃った。船橋の1000m戦を中心に使っている馬が有力。2走前に川崎スパーキングスプリントに挑戦してコンマ1秒差の着に好走したダンシングロイヤルのスピードはかなりのもので、ここでは上位。前走船橋のB2下を快勝したグランドシャープも短距離戦なら崩れはない。川崎スパーキングスプリントで[4]着に好走したエンドスターも地元の900㍍なら巻き返しは可能。前走[2]着と復活したロードガバナンス、更に距離短縮でどうかだが、大井戦で勝って連闘するイチバンボシ、この距離で先行できれば一発があるレッドマロンも不気味だ。電撃の900メートル戦、やはりスタートが鍵になりそうだ。

 

23日(金)のメインは潤水都市 相模原市特別(B2二組、B3一組 1600メートル)。ここは充実著しい3歳馬ドリームキングダムに注目したい。2連勝と勢いがあり、格上げ初戦だが好勝負になる。2着続きなのがグラッツェーラ。地元大井では最近結果を出せずにいたが、前走その地元戦で[2]着。気性面での成長が窺え、ここでも力差はない。B2戦で安定した成績を残しているパーフェクトバイオ、ミカドポーネグリフ、グレコは当然有力だし、休み明けの実力馬カラーレストパーズ、エバーシャン、ドリームコルツ、リアライズキングなどは当日の気配に注意したい。距離克服が鍵になるが、オキナワレッド、オベロンホワイトの3歳馬の走りにも注目したい。

 

(勝馬 山形宗久)

 

 

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