【開催見解】第24回ばんえい十勝(2/22~3/3)
第24回ばんえい十勝
第35回チャンピオンカップ(BG2) 4歳以上重賞競走優勝馬選抜別定 3月2日10R
出走予定馬
○インフィニティー (810キロ)
○オレノココロ (780キロ)
○キタノタイショウ (820キロ)
○ギンガリュウセイ (810キロ)
○ダイリンビューティ (790キロ)
○トレジャーハンター (800キロ)
○ニュータカラコマ (810キロ)
○ホクショウダイヤ (820キロ)
○ホクショウユウキ (820キロ)
○ホリセンショウ (810キロ)
【解説】今季活躍した面々が揃った一戦。ハンデ差がそれほど大きくなく、どの馬でもチャンスはありそう。この中で狙ってみたいのが、明け5歳馬のホクショウユウキ。今季は史上初となる4歳三冠を達成を含む重賞4勝を挙げた。古馬との一戦ではドリームエイジCを2着とハンデを背負いながら好走した実績からも今後のばんえい競馬を背負っていく存在に。初めて背負う820キロも今のデキと力があれば克服は可能とみた。相手筆頭はニュータカラコマ。今季は岩見沢記念で古馬重賞初挑戦で初勝利。その後も順調に稽古を重ね、一線級で欠かせない存在までに成長。気性面でも不安がなくなり、今は毎回ベストを尽くせるし、決め手勝負なら。その他ではやはり障害巧者が有利と考えられる。ホリセンショウ、インフィニティー、トレジャーハンター。穴なら4歳馬のオレノココロ。
ウィナーズカップ 4歳以上特別競走勝馬選抜別定 2月24日10R
出走予定馬
○アアモンドマツカゼ (730キロ)
○アオノレクサス (770キロ)
○アサヒリュウセイ (740キロ)
○オイドン (770キロ)
○シベチャタイガー (760キロ)
○ニシキエーカン (750キロ)
○ファーストスター (760キロ)
○フジダイビクトリー (760キロ)
○ホクショウバトル (760キロ)
○ホッカイヒカル (770キロ)
【解説】指定特別優勝馬による一戦。チャンピオンカップに出ても勝ち負けするだけの実力を持っている馬たちが揃っており、見応えのあるレースになりそうだ。主役は完全復活したオイドン。ノドの手術で長期休養から徐々に調子を上げて、近走は持てる力を出し切っている。スピードスター賞で2年ぶりの王者に返り咲き、心身ともに充実。来季は一線級に本格参戦を予定しており、それに向けても負けられない一戦。相手筆頭はオイドンを1月の金杯で負かしたアオノレクサス。スピードは一線級でも通用することを近走で証明したし、連続2着と結果も出してきた。馬場さえ重くならなければ再度前残りも可能。単穴は軽量牝馬のアアモンドマツカゼ。足元の不安から前開催は回避したが、症状は軽いものであり、すでに回復して稽古も順調に消化。上と40キロの差があれば一発も十分。その他ではフジダイビクトリー、ホッカイヒカルあたりが有力。
競馬ブック 定政 紀宏