【!】各キャンペーンエントリー状況をご確認下さい

【開催見解】第19回大井競馬(3/10~14)

2014年3月9日

 今回の大井競馬は3月10日(月)から14日(金)まで連続5日間開催。3日目の12日(水)に第37回京浜盃が行われます。

 

 初日のメインレースは春風賞がB3の一組選抜、距離1800メートルで行われます。ここは現在3連勝のスパイアが時計的にも一歩リード。今回は昇級戦になりますが、当距離を連勝しており軌道に乗りました。展開的にも楽逃げが予想されるので上位争いは必至でしょう。前回のゴールデンステッキ賞の再戦と見れば掲示板に載ったドラゴンロックスも主力の一角。前走は強敵ジョイアに苦しみましたが、バテないレースぶりからB3同士なら巻き返しは可能です。終い一手の弱味はあるトラッパニはクラス常連だけに展開がハマれば食い込む場面も。マクって一瞬見せ場を作ったハテンコウ、当距離に1分54秒2の時計があるペタジーニも休み明けをひと叩きして侮れない存在です。

 

 2日目のメインレースはアクアマリン賞がB1、B2の選定馬、選抜馬、距離2000メートルで行われます。このクラスにしては珍しい長距離戦で適性が重要になってきますが、ここは自己条件に戻ったムサシキングオーが狙い目でしょう。距離適性に関しては一枚上でオープンの2000メートルで好走実績。近走は善戦止まりですが、B級同士ならチャンスが巡ってきました。1大井でA2下の2000メートルで3着に食い込んだマイネルレガーロ。前走はマイルのスピード勝負に追走が一杯になりましたが、ここは巻き返してきそうです。道営から転入2戦目となるクラグオーは長丁場に実績があり、太目を叩いて変わり身が期待できます。金盃は相手が強く6着止まりのセンノデバギヤですが、B級同士のスタミナ勝負なら変わって不思議ない1頭です。

 

 3日目のメインレースはクラシックの前哨戦、第37回京浜盃が距離1700メートルで行われます。注目は何と言っても北海道2歳優駿、全日本2歳優駿を連勝して頂点に登り詰めたハッピースプリント。今回から大井に移籍して緒戦を迎えますが、ダートでは負け知らず、JRAの芝のオープンでもコンマ差の競馬があり、能力は超A級。吉原騎手とのコンビは必見です。南関の既成勢力では前哨戦の雲取賞を2着と連対パーフェクトが続くファイト、元道営所属でハッピースプリントと好勝負を演じたダンスパフォーマー、ニューイヤーカップの1、2着馬ファイヤープリンス、パンパカパーティ、全日本2歳優駿3着のサーモピレー、渋い末脚が魅力のドラゴンエアルなど、4場所の精鋭が集まって好勝負が期待できます。

 

 4日目のメインレースは隅田川オープンが4歳以上のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。休養馬を含めて混戦模様になりましたが、一連のオープンで堅実に走っているアーリーロブスト、明けて12歳ながら川崎の大師オープンを勝った古豪マズルブラスト、昨年の暮れにおおとりオープンで5着のバックトゥジエースが順調の強味を生かして上位を狙います。休養馬では交流レベルのスピードがあるスターボード、転入緒戦のセイリオスはJRAでの実績からこのレベルなら狙って面白いでしょう。格下でも一瞬の切れではヒケを取らないトーセンヤッテキタ、エドノヤマトに一発の魅力があります。

 

 最終日のメインレースはブラッドストーン賞がB1、B2の選抜馬、距離1200メートルで行われます。ここは前回この条件で3着、1大井では当条件を勝ち上がっているマルタシュンプウが有力。前走は1400メートルの割に意外とペースが落ち着き脚を余した模様。強気の先行策が武器でメンバーが緩和したここは巻き返し必至。1大井でマルタシュウプウの2着に食い込んだのがスマートルシファー。当時は14番人気の大駆けでしたが、前走も上がり37秒2の脚を使って見せ場。展開がハマれば再現も可能です。この他では転入緒戦のエスケープマジック。短距離に実績があり、南関のB級ならイキナリ通用して不思議ないでしょう。怖いのは適距離に戻ったミニレイスター。前走の1600メートルは守備範囲を超えていました。1200メートルなら逃げて見せ場は作れそうです。

 

 

ケイシュウニュース 田島啓行

 

 

 

 

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞