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【開催見解】第12回浦和競馬(3/24~28)

2014年3月23日

 今回の浦和競馬は3月24日(月)から28日(金)まで5日間開催。4日目の27日(木)に牝馬クラシックの桜花賞が行われます。

 

 初日のメインレースは春光特別がB2三組、B3一組のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。地元勢は川崎で好時計の2着が光るワイキキブリーズに期待が集まります。JRA一千万条件からの移籍で基本的に格付け有利な1頭。巨漢馬ながら素軽い先行力が武器で軽い馬場ならスピードが生きるはずです。遠征馬では近走は入着ラインながら浦和コースには実績のあるミヤビコンクエスト、過去の実績では十分なミカドポーネグリフ、船橋の実力馬レディハートは休み明けでもマークしたい1頭です。何れにしろ混戦模様の顔触れになりました。

 

 2日目のメインレースはしらさぎ賞トライアル(1着馬に優先出走権)、プリムラ賞がA2下の選抜牝馬、距離1400メートルで行われます。間隔があいたケンブリッジナイスですが、前走は当クラスの千四を1分28秒7で好時計の2着。昨年はロジータ記念2着など世代屈指の実力馬。牝馬同士なら久々にチャンス到来です。休み明けの地元を叩いたショコラヴェリーヌは浦和が初コースになりますが、短目の距離では安定しており、川崎コースで勝ち星があれば左回りは苦にしないでしょう。浦和の1400メートルに1分27秒1の時計があるブライティアグラス、浦和は2戦2勝のラブリリックもスピードを生かせる競馬なら上位争いが期待できます。

 

 3日目のメインレースは弥生特別がB1、B2一組のハンデ戦、距離1600メートルで行われます。やや勝ち味の遅さを露呈していた地元のフリーゲンですが、前回は展開に乗じて久々に直線一気を決めました。当時と同じ条件で距離が延びる今回は更に決め手が生きるとみます。川崎のB1、B2で連勝が途切れたハードクラップですが、0秒4差の3着に粘っていたようにクラス通用のメドが立つレースぶり。浦和コースは5戦して1301の好相性を誇るので見直しが必要でしょう。地元の安定勢力イケノエイトマン、スピード非凡な船橋のオベロンホワイトも条件に不足はないので好勝負が期待できます。

 

 4日目のメインレースは南関東3歳牝馬クラシック第一弾、第60回桜花賞が1600メートルで実力を競います。注目はトライアルのユングフラウ賞を快勝したノットオーソリティ。東京2歳優駿牝馬はスタートで躓き一番人気に反しましたが、前走は逆に好スタートからの逃げ切りで危なげない勝利。道営時は栄冠賞とフローラルカップの重賞2勝、交流重賞のエーデルワイスでは4着の実績。距離に不安がなく折り合いに注文がつかなければ一冠制覇は目前です。注目のライバルは別路線から大井のテイクユアチョイス。新馬を勝った後に放牧へ出して復帰戦のゴールドジュニアーはクビ差の2着。前走の桃花賞は更に馬体を増やして1600メートルを差し切りと、ゴールドアリュール産駒の期待馬です。この他では昨年のローレル賞1着クライリング、東京2歳優駿牝馬1着、ユングフラウ賞3着のブルーセレブ、ユングフラウ賞では最低人気ながら2着とアッと言わせたシャークファングが面白い存在です。

 

 最終日のメインレースは沈丁花特別がB3二組、距離1500メートルで行われます。力差のない組み合わせで狙い目は色々ありますが、遠征勢からみていくと、前走で川崎のこのクラスを好時計で勝ち上がったオンワードナスキーが注目の的。とにかく一瞬の切れ味には目を見張るものがあり、浦和コースは持って来いのタイプでしょう。大井のオリークックは浦和コースで3着の実績があり、地元よりメンバー構成が楽なここは巻き返しに期待できます。地元勢は川崎のC1を勝ち上がってきたリアライズバリメタ、ツボにハマると末脚の切れるファルコンクロウ、川崎の実力馬ナイトホークス、カネツパワー、ヴィクトリーケルブもマークしたい馬です。

 

 ケイシュウニュース 田島啓行

 

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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