【ばんえい】重賞 第7回天馬賞 (BG1)の結果
1月3日(金)第7回天馬賞 (BG1)の結果
～ホクショウユウキ号がばんえい史上初の四冠を達成！～
～岡田定一調教師が、ばんえい競馬史上３人目となる通算1,500勝を達成！～
ばんえい十勝の「第7回天馬賞(BG1)」（5歳オープン）が帯広競馬場で行われ、ホクショウユウキ号が人気に応えて優勝しました。
牡760キロ、牝740キロの定量戦で行われる明け5歳馬の最高峰レース「天馬賞」。道中はテンカムソウ号、ニシキエーカン号、ホクショウユウキ号が先行で進むも、ほぼ横一線で第二障害まで到着。テンカムソウ号、ワールドピサ号、ホクショウユウキ号が障害を仕掛け、ホクショウユウキ号がまず初めに障害を降ります。他馬も差なく降り、ここからは定量戦の歩き比べとなりました。ニシキエーカン号がじわじわと差を縮め、テンカムソウ号も負けずと追いすがりますが、先頭で行くホクショウユウキ号の歩みは緩むことなくそのままゴール。
ホクショウユウキ号は、今季重賞4勝目を挙げ、同世代戦である4歳馬重賞「柏林賞」「銀河賞」「天馬賞」、3歳・4歳馬混合重賞「はまなす賞」の世代戦をすべて制しました。ばんえい史上初の快挙となります。
また、ホクショウユウキ号の管理調教師 岡田定一調教師が、このレースで通算1,500勝を達成しました。
岡田定一調教師の通算1,500勝達成は、2012年11月に達成した尾ヶ瀬富雄調教師以来ばんえい競馬史上3人目の快挙です。下記のとおり通算1,500勝達成の表彰式を実施しますので、あわせてお知らせいたします。
＜ホクショウユウキ号のプロフィール＞
生年月日 ：2009年4月2日(牡5歳)
血統 ：父ブラックジョージ 母コスモカップ (母父ダイヤテンリユウ)
生産者 ：井内 昭夫
馬主 ：井内 昭夫
厩舎 ：岡田 定一厩舎
通算成績 ：57戦24勝(うち重賞4勝)
ホクショウユウキ号
＜松田道明騎手のコメント＞
岡田調教師の1,500勝がかかっており、これを逃がすわけにはいかないと思っていたので、違うプレッシャーもありました。勝つことが出来て本当に良かったです。先行力がある馬がいたので、なるべく前の位置取りを心がけました。第二障害でも馬はやる気十分でしたので、いけると思いました。馬場が少し軽く、キレのあるニシキエーカン号が迫ってきましたが、なんとか逃げ粘ることができました。
今後は古馬が相手となりますが、これからも期待できる馬だと思います。
