【開催見解】第2回ばんえい十勝(4/30~5/9 重賞:ばんえい十勝オッズパーク杯)
第2回ばんえい十勝
第10回ばんえい十勝オッズパーク杯 4歳以上選抜別定 5月1日10R
出走予定馬
○オイドン (720キロ)
○オレノココロ (720キロ)
○カイシンゲキ (710キロ)
○キサラキク (700キロ)
○キタノタイショウ (720キロ)
○コウシュハウンカイ (720キロ)
○ナナノチカラ (700キロ)
○ニシキエーカン (710キロ)
○ニュータカラコマ (720キロ)
○フジダイビクトリー (720キロ)
【解説】
開幕週は仕上がり面で各馬に少し差はあったが、人気通りの決着に。ひと叩きされて更に状態が良くなり変わり身がある馬もいそうだが、古馬勢は大きくは変わらないだろう。主役は昨年の勝ち馬であるオレノココロ。初戦は50キロの馬体減ではあったが仕上がりは良く、オフにあえて絞っていただけ。軽快な動きを見せ、2着と力は示した。ここを目標に万全な態勢で仕上げられ、連覇は濃厚とみた。相手筆頭はライバル馬であるコウシュハウンカイ。初戦は出脚でやや置かれたが、道中はスムーズで高重量戦の影響は全くなかったようだ。自慢の障害力を生かせるレースになりそう。初戦から変わりそうなのはフジダイビクトリーだろう。高重量戦の影響がモロに出ていたが、中間は時間をかけて再調整。出脚で置かれなければ互角にやれるだろう。その他ではここが緒戦となるニュータカラコマ。穴を出せば荷物の軽いカイシンゲキとナナノチカラ。
第18回すずらん賞 4歳オープン別定 5月2日10R
出走予定馬
○アスリート (600キロ)
○イノリノチカラ (630キロ)
○キタノレッドルビー (600キロ)
○キンメダル (650キロ)
○コウシュハスパーク (620キロ)
○コウリキ (640キロ)
○シリウス (630キロ)
○センゴクエース (670キロ)
○タキニシサンデー (620キロ)
○バウンティハンター (630キロ)
【解説】
4歳オープン特別の初戦。6月にも同条件のレースが組まれるが、世代の最初の目標は7月3日に行われる柏林賞。現段階でのハンデ差と仕上がりでどのような競馬になるか注目したい。主役は何と言ってもセンゴクエースだろう。開幕日に行われた一線級の特別で昨年重賞4勝を挙げたオレノココロに直線余力を残して4秒差をつけ完勝。能力の高さを示した。今回は最大でハンデ差が70キロあるが力は抜けた存在であり、今まで世代オープン負けなしの実績からも主役は譲れない。相手筆頭はミズバショウ特別で3着と好走したコウリキ。ポプラ賞でもセンゴクエースに続く2着。ハンデ差を生かせれば。キンメダルもほぼ同格の評価をしたい。3頭がやや抜けた存在だが、仕上りの良さとハンデ差があればタキニシサンデー、バウンティハンター、キタノレッドルビーを穴候補に挙げたい。
競馬ブック 定政 紀宏