【開催見解】第22回ばんえい十勝(1/21~1/30 重賞:ヒロインズカップ)
第22回ばんえい十勝
第27回ヒロインズカップ(BG2) 4歳以上牝馬オープン別定 1月22日10R
出走予定馬
○アアモンドセブン (770キロ)
○アスリート (760キロ)
○キサラキク (790キロ)
○コウシュハクィーン (760キロ)
○セイコークイン (780キロ)
○センゴクイチ (760キロ)
○タキニシサンデー (750キロ)
○ナナノチカラ (780キロ)
○ファイトガール (760キロ)
○フェアリードール (770キロ)
【解説】女王決定戦。上下の斤量差は40キロあり、軽量馬でも上位に食い込む可能性は高い。それでも実績面で上位馬は荷物の経験があって有利なことには変わりはない。主軸に推すのは昨年の勝ち馬であるナナノチカラ。今季の目標は連覇のかかるこのレースとスピードスター賞の2戦だけ。それだけに仕上がりに関してはいうことがない。昨年同様に780キロで走れるのは好条件と言えるし、前走は内容重視だったため結果は参考外。相手筆頭はメキメキと力をつけてきたキサラキク。昨年は初挑戦で5着と敗れたが、今季はドリームエイジCで一線級を撃破しており揉まれて地力強化は明白。トップハンデの790キロとなるが克服しても不思議はない。3番手にはセイコークイン。ここまで重賞勝ちはないもののその実力は折り紙つき。今の軽い馬場も好条件と言えるし、昨年以上の期待が持てる。その他では昨年3着と好走したセンゴクイチ、初挑戦なるアスリートなどの軽量馬にも警戒が必要。
柏林馬事公苑特別 4歳以上オープン 1月29日10R
出走予定馬
○オイドン (765キロ)
○カイシンゲキ (770キロ)
○キタノタイショウ (770キロ)
○コウシュハウンカイ (790キロ)
○トレジャーハンター (775キロ)
○ニシキエーカン (770キロ)
○フクドリ (760キロ)
○フジダイビクトリー (790キロ)
○ホクショウユウキ (760キロ)
【解説】以前に比べて上下のハンデ差が詰まってきた。それなら実績馬の力を評価したい。主軸はフジダイビクトリー。前走は重賞の疲れがあった中で見せ場を作った。疲れも取れた今回はもっと動けるはず。相手筆頭というより、同格の評価はコウシュハウンカイ。こちらは前開催を休養して再調整。790キならスムーズに走れる。軽い馬場も歓迎材料。トレジャーハンターは惜敗続きも疲れ知らずで毎回力を出し切っている。ここも正攻法の逃げで前残りへ。キタノタイショウは前走同様に力を出し切れるかどうか。穴にはホクショウユウキを。
競馬ブック 定政 紀宏