【開催見解】第1回ばんえい十勝(4/21~4/24)
第1回ばんえい十勝
青葉特別 3歳以上オープン混合 4月23日10R
出走予定馬
○アアモンドセブン (650キロ)
○アスリート (660キロ)
○オレノココロ (680キロ)
○カイシンゲキ (680キロ)
○キサラキク (660キロ)
○コウシュハウンカイ (680キロ)
○センゴクエース (680キロ)
○ニュータカラコマ (680キロ)
【解説】
オープン一線級が顔を揃えた一戦。ばんえい記念を使った馬はその反動が気になるところではあるが、取材した限りではその不安は少なそう。春先でクラス編成があり、この条件に対応できそうなところをピックアップしていきたい。本命に指名するのがセンゴクエース。今季は一線級にフル参戦を表明しており、古馬重賞制覇の期待がかかる一頭。能力の高さは実証積み。昨年も開幕戦を制しており、2年連続のVで次開催のオッズパーク杯に弾みをつけたいところ。相手筆頭は同厩舎のオレノココロ。ばんえい記念を初挑戦で初Vを飾り、名実ともに現役最強馬となった。感触を求めての一戦とはなるが、いきなりからでも不思議はない。その他ではニュータカラコマ、コウシュハウンカイの2頭になるが稽古の動きからもデキの良さが見て取れるし、好勝負は必至。
スプリングカップ 3歳以上A1 4月21日10R
出走予定馬
○アサヒリュウセイ (670キロ)
○キンメダル (670キロ)
○コウリキ (670キロ)
○サクラリュウ (670キロ)
○セイコークイン (670キロ)
○トレジャーハンター (670キロ)
○ニシキエーカン (670キロ)
○バウンティハンター (670キロ)
○ホクショウディープ (660キロ)
○ホクショウユウキ (670キロ)
【解説】
平成29年度の初日のメインはA1クラスから。有力馬が揃っており、白熱した一戦になりそう。降級組は何頭かいるが670キロの荷物ならアサヒリュウセイが切れ味を最大限に生かしてくれそうだ。昨年は仕掛けにムラがあるレースが目についたが、もともとの能力を考えれば一線級に入っても遜色ないくらいの逸材。仕上りの早いタイプで春先は滅法強いのも本命として挙げられる要素である。相手筆頭はトレジャーハンター。上のクラスでも通用するスピードと障害力の持ち主。決め手勝負になるとやや分が悪いが、本命馬の仕掛けが遅れるなら前残りは十分にある。その他では今季の成長が期待できるホクショウディープ。時計勝負に強いセイコークイン。実績ではホクショウユウキ。
競馬ブック 定政 紀宏