【開催見解】第5回ばんえい十勝(6/10~6/19 重賞:旭川記念)
第5回ばんえい十勝
第48回旭川記念(BG3) 3歳以上オープン別定 6月18日 10R
出走予定馬
○アスリート (750キロ)
○オレノココロ (770キロ)
○カイシンゲキ (770キロ)
○キサラキク (750キロ)
○コウシュハウンカイ (780キロ)
○セイコークイン (750キロ)
○センゴクエース (770キロ)
○ニュータカラコマ (770キロ)
○フジダイビクトリー (770キロ)
【解説】
古馬重賞第二戦目。ハンデを背負っているのはオッズパーク杯を勝ったコウシュハウンカイのみ。馬場が軽く、どの馬にもチャンスはありそうだが、近走に比べて荷物は重くなっており、今回は力を重視したい。その中で主役に指名するのがオレノココロ。オッズパーク杯では連覇こそ逃がしたが、最後までしっかりと伸びていたし、厳しい流れの中で崩れなかったのは地力の証。今回は770キロを背負うので行った行ったの展開にはならないだろう。決め手の違いで。相手筆頭はフジダイビクトリー。今季緒戦となった前開催は苦手の高速競馬ながら僅差3着と仕上がりの良さと力を示す内容だった。もともとは使いつつ良化するタイプでひと叩きした効果も大きく、仕上がりは勿論前走以上。自慢の障害力で勝負に挑む。その他ではハンデを背負うがコウシュハウンカイ。前走Vで上昇ムードのニュータカラコマ。障害次第ではキサラキクが開幕戦の再現も。
第11回とかちダービー 3歳オープン別定 6月12日 10R
出走予定馬
○カネサスペシャル (640キロ)
○コウシュハサマー (620キロ)
○センショウニシキ (640キロ)
○ナカゼンガキタ (620キロ)
○ホクショウムゲン (670キロ)
○マツカゼウンカイ (640キロ)
○メジロゴーリキ (640キロ)
○キタノサカエヒメ (620キロ)
【解説】
7月30日に行われるばんえい大賞典(BG3)の前哨戦。回避馬が多く、少し寂しい一戦となったが、ほとんどが好調馬で激戦が予想される。勢いのある馬の中で本命に推したいのがカネサスペシャル。仕掛けにムラがあって好走と凡走の差がありすぎたが、ここ2戦は積極的に動いて連勝。あれがこの馬本来の姿である。要は仕掛けさえ遅れなければいつでも勝てるということ。重賞2着の実績はここでも上位であり、上と30キロのハンデ差があれば勝てる条件。対抗にはメジロゴーリキ。昨シーズンは期待されながら後半失速も最終戦の特別戦で復活のV。その勢いそのままに今季も開幕から古馬相手でも崩れ知らず。ばんえい皐月賞でも4着と今回のメンバーでは最先着と力の裏付けも十分。得意の軽馬場で一気も。その他では3連勝と一番勢いのあるマツカゼウンカイ。オープン初挑戦も侮れない。牝馬ではコウシュハサマー。
競馬ブック 定政 紀宏