【開催見解】第6回ばんえい十勝(6/24~7/3 重賞:柏林賞)
第6回ばんえい十勝
第11回柏林賞(BG3) 4歳オープン別定 7月2日10R
出走予定馬
○アアモンドヒューマ (690キロ)
○アラワシキング (690キロ)
○キタノリュウキ (690キロ)
○タフガイ (690キロ)
○ツルイテンリュウ (700キロ)
○フウジンライデン (700キロ)
○プレザントウェー (690キロ)
○ホクショウディープ (710キロ)
○ホクトノホシ (670キロ)
○マルミゴウカイ (720キロ)
【解説】4歳三冠レースの第一戦目。上下差の斤量差は50キロあるだけに軽量馬の台頭もある一戦。今季2つの世代限定特別があり、それを参考したい。本命はトップハンデながら前走のライラック賞を快勝したマルミゴウカイ。すずらん賞は今季緒戦で4着と敗れたが、仕上がり途上であったし、障害のミスも重なった。使いつつ上昇を示し、今は万全の態勢が整った。ここはトップハンデでも力の違いを見せてくれそう。相手筆頭はホクショウディープ。こちらはすずらん賞は足元の不安から除外。幸いにも症状は軽くすぐに運動も開始しており、その後は順調な仕上がりを示している。ライラック賞は小差2着。今度は逆転を狙う。その他ではすずらん賞Vのタフガイ。ライラック賞でも小差4着と見せ場を作っており、成長力では一番。ライラック賞3着馬のプレザントウェー、2歳チャンピオンのフウジンライデンも復調しており侮れない存在。
第5回瑞鳳賞 5歳牡馬オープン別定 6月26日10R
出走予定馬
○アアモンドロシア (660キロ)
○イノリノチカラ (660キロ)
○カクセンキング (650キロ)
○キンメダル (670キロ)
○コウシュハシンザン (650キロ)
○コウシュハスパーク (650キロ)
○コウリキ (670キロ)
○センゴクエース (680キロ)
○バウンティハンター (670キロ)
○ホクショウユヅル (650キロ)
【解説】5歳牡馬限定戦。上下の斤量差は30キロしかなく、実績面で判断できそう。主役は勿論、センゴクエースである。オッズパーク杯、旭川記念と一線級との重賞では膝の甘さを露呈したが、ペースに慣れるまで仕方がなかろう。今回は幾度も対戦してきたメンバーで力では一枚も二枚も上。この馬自身、680キロなら全く心配ないだろう。今のところ鞍乗も主戦が予定。不動の軸となる。相手探しだが、前開催までの動きを見るとバウンティハンターが最有力。その他では決め手上位のコウリキ。上昇度ではカクセンキング。前走Vのイノリノチカラは勝負に出るかどうかだけ。
競馬ブック 定政 紀宏