【開催見解】第7回ばんえい十勝(7/8~7/17 重賞:北斗賞)
第7回ばんえい十勝
第26回北斗賞(BG3) 3歳以上オープン別定 7月16日10R
出走予定馬
○アスリート (770キロ)
○オレノココロ (800キロ)
○カイシンゲキ (790キロ)
○キサラキク (770キロ)
○コウシュハウンカイ (800キロ)
○セイコークイン (770キロ)
○センゴクエース (790キロ)
○ニュータカラコマ (790キロ)
○フジダイビクトリー (790キロ)
○マルミゴウカイ (790キロ)
【解説】気温の上昇とともに馬場が重くなってきた。当日の天候が気になるところだが、ある程度の荷物を背負っているため、雨が降り続かない限り極端に軽くなることはなさそうだ。実績上位馬で上位を形成しそう。名実ともにNo.1のオレノココロがやはり中心になる。旭川記念は膝を折ってしまい、万事休す。しかし、最後まであきらめなかった鈴木騎手の手腕とこの馬の能力の高さを改めて見せつけるものだった。息が入れば修正も可能で10キロのハンデも力で克服は可能。相手筆頭は最大のライバルである同世代のコウシュハウンカイ。あと一歩で重賞連勝はできなかったが、自慢の障害力を生かしていたし、トップハンデを考えればこの馬も力はつけている。ひと押しでVは可能である。その他では9歳世代の2頭。まずはニュータカラコマだが、使いつつ上昇を示して前走で今季2勝目。旭川記念でも僅差の競馬をしており、10キロ差を生かせれば。フジダイビクトリーは旭川記念は惨敗も端枠と条件が向かなかっただけ。中枠なら巻き返しは必至。
第4回天の川賞 3・4歳選抜別定 7月15日10R
出走予定馬
○アグリモエ (510キロ)
○カイセイチヒメ (510キロ)
○キタノテンカ (510キロ)
○コウシュハローヤル (530キロ)
○サクラダイチ (550キロ)
○センショウニシキ (530キロ)
○テンリュウフジ (530キロ)
○ヒカルナナヒメ (530キロ)
○ブチオ (540キロ)
【解説】3・4歳馬のB・Cクラスで編成。上のクラスで550キロ、下のクラスで510キロとハンデもあり、非常に難しい一戦。馬場状態によって勝ち時計は変わるが、重い馬場でも1分前後の勝負になりそう。一週間前で各馬もう一戦消化するが、体調面が変わらないという条件で考えていきたい。切れ味のある馬が有利な条件のため、ハナが遅い馬は少し厳しいかもしれない。ハナが速い馬はアグリモエ、カイセイチヒメ、コウシュハローヤル、サクラダイチの4頭。サクラダイチはトップハンデのため残りの軽量牝馬が有力か。
競馬ブック 定政 紀宏