【開催見解】第12回ばんえい十勝(9/16~25 重賞:岩見沢記念、銀河賞)
第12回ばんえい十勝
第53回岩見沢記念(BG2) 3歳以上オープン別定 9月17日10R
出走予定馬
○オレノココロ (830キロ)
○カイシンゲキ (820キロ)
○キサラキク (800キロ)
○コウシュハウンカイ (840キロ)
○サクラリュウ (820キロ)
○セイコークイン (800キロ)
○センゴクエース (830キロ)
○フジダイビクトリー (820キロ)
【解説】
重賞連勝中のニュータカラコマが今回は休養のため不在。その他にも回避して少頭数となった。雨の影響で馬場は軽くなるが、実績上位馬の三つ巴戦になりそう。中心はオレノココロ。差し届かない競馬は続いているが、ここに向けていい形を作れているし、内容的にも悪くはない。課題は膝の甘さではあるが、時間をかけて調整されてきた。現役最強馬の力を今回は見せてくれるはずだ。相手筆頭はコウシュハウンカイ。前走、今季初めて連対を外したが、小差3着と見せ場は十分。充実ぶりでは一番であり、トップハンデでも今なら。フジダイビクトリーは前走が今季勝利。出脚から気持ち良く走れたのが勝因だろう。中間も変わらずに好調をキープできているし、連覇への期待も。BIG4の内、この3頭で堅そうだが、押さえるなら障害巧者サクラリュウ。
第25回銀河賞(BG2) 4歳オープン別定 9月24日10R
出走予定馬
○アラワシキング (710キロ)
○コウシュハローヤル (690キロ)
○サクラダイチ (710キロ)
○ツルイテンリュウ (720キロ)
○フウジンライデン (720キロ)
○フナノクン (710キロ)
○プレザントウェー (710キロ)
○ホクショウディープ (730キロ)
○ホクトノホシ (690キロ)
○マルミゴウカイ (750キロ)
【解説】
4歳三冠レースの第2戦目。第1戦目の柏林賞はマルミゴウカイが圧巻の内容でV。3歳との混合戦であったはまなす賞では3歳馬のスピードに押し切られたが、3着と力は示した。今回もハンデは大きいが、今までも克服してきたし、中心は不動と見た。ここを決めれば三冠が現実のものになる。相手が難しい。参考は柏林賞と山鳩賞になる。山鳩賞2着で成長著しいサクラダイチ。絶対的な障害力があるし、踏ん張りひとつでは再度前残りもありそう。実績馬ではフウジンライデンだろう。柏林賞は回避、山鳩賞では5着止まりも端コースが影響。昨年は不振も2歳時の最優秀馬で今季復調し、格上馬と互角にやれている。中枠で力を出し切れればアッと言わすことも可能である。その他では前走で障害を修正した実績上位馬のホクショウディープ。軽い馬場で選ぶならプレザントウェー、牝馬のコウシュハローヤルにも出番はありそう。
競馬ブック 定政 紀宏