【開催見解】第14回ばんえい十勝(10/14~10/23 重賞:ナナカマド賞)
第14回ばんえい十勝
第40回ナナカマド賞(BG3) 2歳オープン別定 10月15日10R
出走予定馬
○ウィナーサラ (550キロ)
○オレワチャンピオン (580キロ)
○カネサダイマオー (570キロ)
○コウシュハレガシー (570キロ)
○ジェイコマンダー (580キロ)
○ジェイフラワー (550キロ)
○ハマノダイマオー (550キロ)
○バンリュウブラック (570キロ)
○ブラックエース (570キロ)
○ミスタカシマ (560キロ)
【解説】2歳三冠レースの第一戦目。各馬初めての荷物だけに波乱も考えられるが、ここまでのレース内容から何頭かピックアップしたい。主役と考えているのはオレワチャンピオン。前走はデビュー以来初めて4着となったが、1コースで少しフワフワした感じとなってしまった。それでもスピードと障害の巧みさは屈指の存在であり、馬体もすでに1トンを超えており、この荷物でも対応は可能。堅実ぶりでも一番の存在。対抗にはジェイコマンダー。一番人気に推された青雲賞ではまさかの9着ではあったが、敗因は重い10コース。すぐさま巻き返しているし、これまでの内容を考えても今回は勝ち負けに。単穴にはハマノダイマオー。デビュー当時は出脚に課題はあったが、使いつつ慣れていき今ではスムーズに追走ができている。詰めにきて少々甘いが、ひと押し利けば。注目の牝馬であるミスタカシマだが、この20年勝ち馬が出ていない。しかし、2走前にA1クラスを勝っており、能力の高さは実証済み。軽くは扱えない。
紅バラ賞 4歳牝馬オープン別定 10月22日10R
出走予定馬
○アグリモエ (660キロ)
○コウシュハアレッポ (660キロ)
○コウシュハローヤル (660キロ)
○タイキン (660キロ)
○ヒカルナナヒメ (660キロ)
○ビュウティハート (660キロ)
○フジノウンカイ (660キロ)
○ブルーオーシャン (660キロ)
○ホクトノホシ (660キロ)
○ラッセルクイン (660キロ)
【解説】11月12日に行われるクインカップの前哨戦。ふたクラスに分かれているが、重量格でハンデを決めているためB1、B2は同斤量になる。力差のほとんどない組み合わせであり、難しい一戦になりそう。今のところ有力視しているのは近走の充実度が一番のタイキン。次にビュウティハート、フジノウンカイ。軽い馬場ならアグリモエ。実績上位のブルーオーシャンもここにきて復調を示しており、怖い存在に。とにかく、展開ひとつでどの馬にもチャンスがある。
競馬ブック 定政 紀宏