【開催見解】第21回ばんえい十勝(1/8~1/15)
第21回ばんえい十勝
第41回ばんえいプリンセス賞 4歳牝馬オープン別定 1月9日10R
出走予定馬
○キタノサカエヒメ (670キロ)
○コウシュハサマー (690キロ)
○サカノイサムヒメ (660キロ)
○サクラニシキヒメ (660キロ)
○シンエイボブ (670キロ)
○ナカゼンガキタ (690キロ)
○フェアリースズ (660キロ)
○ホマレウンカイ (660キロ)
○メヂカラ (660キロ)
○ライデンメルテイ (660キロ)
【解説】
10頭中、9頭がオークスに出走。定量戦から別定戦になり、僅かなハンデ差がありオークスで格下ながら好走をした馬に注目したい。本命にはオークス2着馬のシンエイボブを指名。勝ち馬からコンマ8秒で今回は20キロ軽い670キロは願ってもない条件。前走で障害も修正されており態勢は整った。特別戦初Vのチャンス。相手筆頭にはキタノサカエヒメ。オークス3着馬。じっくり溜めて後半に脚を伸ばすタイプで特別条件は歓迎。ゴール前での逆転も十分にある。オークス馬のナカゼンガキタ、菊花賞馬のコウシュハサマーは最大ハンデ差が30キロあるが、実績は勿論上位であり、上で揉まれた経験を生かせれば。690キロ自体の重さは問題はない。660キロ軽量馬からはフェアリースズ、ホマレウンカイが重馬場での対応力で上位評価をしたい。
睦月特別 4歳以上オープン 1月14日10R
出走予定馬
○アサヒリュウセイ (760キロ)
○オレノココロ (780キロ)
○コウシュハウンカイ (810キロ)
○サクラリュウ (765キロ)
○シンザンボーイ (765キロ)
○センゴクエース (780キロ)
○ニュータカラコマ (790キロ)
○ハクタイホウ (760キロ)
○フジダイビクトリー (770キロ)
○マルミゴウカイ (780キロ)
【解説】
6日時点での予定では10頭の登録も回避する馬は多いだろう。それでもハンデ差が大きく勝敗を分ける一戦に。主役はフジダイビクトリー。帯広記念は雪の影響で勝ち時計が速く、厳しい展開にそれでも3着は力の証明である。ここもハンデ面で有利な立場で負けられないだろう。対抗にはサクラリュウ。10コースの厳しい条件ながら軽い馬場を味方に今季2度目の重賞2着。メキメキと力をつけている。ここも自慢の障害力をフルに生かすことが可能。単穴にはオレノココロ。こちらも帯広記念では4着と結果を出せなかったが想定以上に流れが厳しく、膝を折ってしまったことが敗因。今回はもっと流れは速いが、ハンデ面を考えれば勝ち負けは必至と見た。その他ではセンゴクエース、アサヒリュウセイ。重賞を使っていないため使った馬との疲労度が違う。特に軽量のアサヒリュウセイには警戒が必要。
競馬ブック 定政 紀宏