【開催見解】第23回ばんえい十勝(2/3~12 重賞:黒ユリ賞)
第23回ばんえい十勝
第43回黒ユリ賞(BG2) 3歳牝馬オープン定量 2月11日10R
出走予定馬
○アフロディーテ (640キロ)
○ウィナーサラ (640キロ)
○カイセリュウキ (640キロ)
○クイーンドリーマー (640キロ)
○サトクィーン (640キロ)
○サンシルクラポピー (640キロ)
○ジェイフラワー (640キロ)
○センリョウバコ (640キロ)
○プランセス (640キロ)
○ミスタカシマ (640キロ)
【解説】明け3歳女王決定戦。定量戦のため実績上位馬がやや有利には見えるが、経験値の浅い馬が、初めての荷物を背負うため大波乱も起こりうる一戦でもある。非常に迷うところではあるが、本命にはプランセスを指名。これまで9戦を消化と他馬に比べて使われていないが、それだけ能力を認められ使われてきた証拠。ここで牝馬に負けたのはデビュー2戦目、障害でミスがあった一度だけ。初特別の白菊賞Vの実績も十分である。ここに向けて万全の仕上げで臨む。相手筆頭はミスタカシマ。こちらは2度目の牝馬特別いちい賞でV。ナナカマド賞では牡馬を一蹴するなど実績ではNo1。スタミナも豊富で2度目の対戦で逆転を狙う。その他ではクイーンドリーマー、サトクィーン、サンシルクラポピー、ジェイフラワー。
第8回スピードスター賞 4歳以上選抜定量 2月12日10R
出走予定馬
○キサラキク (480キロ)
○キタノサムライ (500キロ)
○セイコークイン (480キロ)
○テンノイノリ (490キロ)
○トレジャーハンター (500キロ)
○ハクタイホウ (500キロ)
○ファイトガール (480キロ)
○フクドリ (500キロ)
○ホクショウディープ (490キロ)
○マタキタヨ (500キロ)
【解説】予選を突破したスピード自慢が揃った一戦。過去の実績がやや上回るが、初挑戦の軽量馬も活躍しており、今年も激戦となるだろう。参考までにだが、今回のメンバーで過去に勝った実績のある馬はセイコークイン、トレジャーハンター、フクドリの3頭。有力馬の中から本命に指名するのはキタノサムライ。予選は圧倒的な内容で完勝。勝ち時計54秒は8月としては破格の時計。過去に2度の2着があり、実績でもヒケは取らない。4度目の挑戦で頂点を狙う。相手筆頭はキサラキク。昨年は2着のキタノサムライにコンマ2秒差の3着。逆転は可能である。その他では実績面で過去の勝ち馬は勿論だが、初挑戦の中から5歳馬のホクショウディープは予選の内容が良かったし、上積みを考えても一番怖い存在といえよう。
競馬ブック 定政 紀宏