【開催見解】第25回ばんえい十勝(3/3~12 重賞:イレネー記念、ポプラ賞)
第25回ばんえい十勝
第49回イレネー記念(BG1) 3歳オープン定量 3月4日10R
出走予定馬
○アアモンドグンシン (690キロ)
○オレワチャンピオン (690キロ)
○カネサダイマオー (690キロ)
○キタノユウジロウ (690キロ)
○キンツルモリウチ (690キロ)
○コウシュハレガシー (690キロ)
○ジェイコマンダー (690キロ)
○ハマノダイマオー (690キロ)
○バンリュウブラック (690キロ)
○ブラックエース (690キロ)
【解説】明け3歳チャンピオン決定戦。各馬、前走から一気に増量されるため波乱もありそうだが、実績や近走のレース内容から予想していきたい。本命にはヤングチャンピオンシップを制したオレワチャンピオンを指名。ハンデでここ3戦は泣かされたが、この馬の競馬はしている。スピードと絶対的な障害力があり、今回もスンナリ行けるだろう。あとはひと押しできるかどうかだが、並んでからの強さも実証済み。2冠に期待がかかる。相手筆頭はキタノユウジロウ。デビュー当初は若さがかなり目立っていたが、使われて成長。A1クラスでも4勝を挙げるなど今一番勢いに乗っている馬。重賞初挑戦ではあるが、この勢いで一気に頂点に立つ可能性も。単穴にはコウシュハレガシー。過去2度の重賞挑戦では(6)(3)着。A1クラスでも安定したレースぶりが光る。追っても確実で後半勝負に持ち込めれば。その他ではジェイコマンダー。過去の重賞では(3)(2)着。その後は障害に課題が残ったが、近走は修正できたし、大舞台に強い実績からも侮れない存在。障害巧者のキンツルモリウチも警戒したい。
第39回ポプラ賞(BG2) 4・5歳オープン別定 3月11日10R
出走予定馬
○カネサスペシャル (750キロ)
○コウシュハサマー (740キロ)
○タカラシップ (760キロ)
○ナカゼンガキタ (740キロ)
○フウジンライデン (780キロ)
○ブルーオーシャン (740キロ)
○ホクショウディープ (770キロ)
○マルミゴウカイ (800キロ)
○ミノルシャープ (760キロ)
○メジロゴーリキ (790キロ)
【解説】4・5歳の重賞勝ち馬、収得賞金上位馬による一戦。ハンデ差も大きく、軽量馬の活躍も過去には多く、波乱含みの一戦になりそう。本命に指名するのが1月に行なわれた5歳ダイヤモンドダスト賞を制したタカラシップ。メキメキと力をつけてきて天馬賞でも見せ場タップリの3着。とにかく押して行って確実に上がる障害力は抜きん出ている。速い脚は使えないが渋太いし、前半でリードをつけられれば重賞初勝利も夢ではない。相手筆頭はホクショウディープ。常に世代オープンでは2着と惜しい競馬が続いているが、今回は斤量面で有利な条件。若馬重賞最後の挑戦で念願のVも十分。単穴は絶対王者のマルミゴウカイ。ダイヤモンドダスト賞では3着と世代オープンで敗れはしたが、着差は4秒。本番へ向けても仕上げに抜かりはないし、このハンデ差でも軽視はできない。その他では前走の内容が良かったフウジンライデン。4歳馬からは夏のはまなす賞で5歳馬を一蹴したミノルシャープを警戒。
競馬ブック 定政 紀宏