【開催見解】第1回ばんえい十勝(4/20~23)
第1回ばんえい十勝
スプリングカップ 3歳以上オープン 4月20日10R
出走予定馬
○オレノココロ (680キロ)
○キサラキク (660キロ)
○コウシュハウンカイ (680キロ)
○サクラリュウ (680キロ)
○センゴクエース (680キロ)
○フジダイビクトリー (680キロ)
○マルミゴウカイ (680キロ)
【解説】
平成30年度最初のメインはオープン一線級での幕開け。ばんえい記念を使った馬は重い病みの影響が多少あるため、使っていない馬は順調さで一割増しと考えていいだろう。そこで本命に指名するのがセンゴクエース。昨年古馬戦線に本格参戦。ドリームエイジCで古馬重賞初制覇。能力的にもすでにヒケを取らないまでに成長をした。春先の荷物はこの馬最大の持ち味であるスピードを存分に発揮できる条件でもあり、開幕ダッシュへ。相手だが、順調さなら昨年の勝ち馬であるキサラキクだが、今年は雨予報がなく、馬場が重そう。それならやはり実績上位馬へ流す形がベスト。本走路に一度入れて調整をしてきたコウシュハウンカイが筆頭に。オレノココロ、サクラリュウ、フジダイビクトリーへ。
青葉特別 3歳以上A-1混合 4月22日10R
出走予定馬
○カンシャノココロ (660キロ)
○シンザンボーイ (670キロ)
○セイコークイン (640キロ)
○ソウクンボーイ (670キロ)
○タカラシップ (670キロ)
○ニシキエーカン (670キロ)
○バウンティハンター (670キロ)
○ミノルシャープ (650キロ)
○メジロゴーリキ (660キロ)
【解説】
このレースが格付けで2番手のクラス。勝ってもオープンへの昇級はまだ先だが、先々を見据える意味でも注目したい一戦。主役はばんえい記念で見せ場タップリの5着、上がりも最速を計測したソウクンボーイ。連勝していた勢いがあったとはいえあの内容は成長の証しであったし、先日本走路での動きからは仕上がりの良さを窺わせるもの。670キロなら難なく決めてくれよう。相手は坂本厩舎の2頭。まずは主戦が手綱をとるカンシャノココロ。体調面での不安がなくなり、終盤戦では見事な活躍。今年は緒戦から力を出し切れる状態。シンザンボーイも昨年は一線級で揉まれた経験があるし、ここなら力上位の存在。セイコークインは秋以降に苦しんだが、ヒロインズCから調子が上がった。暖かくなって体調も上昇したのだろう。牝馬に珍しく春先から動くタイプで640キロの荷物も歓迎。
競馬ブック 定政 紀宏