【開催見解】第4回ばんえい十勝(5/26~6/4)
第4回ばんえい十勝
第6回スタリオンカップ 3歳以上選抜別定 6月3日10R
出走予定馬
○オホーツクノタカラ (650キロ)
○オレノココロ (680キロ)
○コウシュハウンカイ (680キロ)
○コウシュハローヤル (630キロ)
○ゴールデンフウジン (640キロ)
○センリョウボス (640キロ)
○ヒカルナナヒメ (630キロ)
○フジダイビクトリー (680キロ)
○マルミゴウカイ (680キロ)
○ワールドピサ (660キロ)
【解説】
昨年度のリーディングサイヤー3歳以上部門の上位5位以内の産駒から通算収得賞金上位馬各2頭ずつを選抜。9頭の選出のため通算収得賞金上位馬であるフジダイビクトリーが追加召集。過去のレースでは軽量馬の台頭もあるが、今年は力量差が大きいためオープン一線級が上位を占める可能性が高い。しかし、次開催に重賞が組まれているため、波乱も十分にある。本命に指名するのは前走で本来の姿に戻ったオレノココロ。得意とはいえない高速競馬にもかかわらず、思い切っての攻めで課題の障害もスンナリ。そのまま押し切った。王者復活となればここは負けられないところ。相手筆頭はコウシュハウンカイ。オッズパーク杯を連覇してひと開催を休養。疲れが出たわけではなく、連戦を避けてのもの。軽めの仕上げが予想されるが、崩れる心配はない。マルミゴウカイ、フジダイビクトリーがそれに続くが、前走から据え置きの660キロで走れるワールドピサを穴候補に挙げたい。
ライラック賞 4歳オープン別定 6月4日10R
出走予定馬
○ウンカイタイショウ (650キロ)
○カネサスペシャル (660キロ)
○コウシュハサマー (640キロ)
○ゴールドインパクト (650キロ)
○ジェイワン (650キロ)
○ナカゼンガキタ (640キロ)
○ホクショウムゲン (670キロ)
○マツカゼウンカイ (660キロ)
○ミノルシャープ (670キロ)
○メジロゴーリキ (670キロ)
【解説】
今季2度目の4歳オープン特別。7月1日に行われる4歳三冠の柏林賞の前哨戦に。馬場状態によって着順が大きく変わりそうだが、有力馬はある程度絞れる一戦。現段階での本命は4月に行なわれたすずらん賞を勝ったマツカゼウンカイ。前走は苦手の高速馬場で追走一杯に終わったが、馬場さえ回復すれば追走に手間取ることもないし、安定した障害力と末脚で再度差し切る可能性は十分。対抗にはミノルシャープを。すずらん賞は3着止まりだったが、前走は高速馬場で苦手としている10コースで切れ味を存分に発揮した。昇級してハンデを背負う形だが、軽い馬場なら10キロも影響はなく、再度一気の競馬へ。その他ではカネサスペシャル、ナカゼンガキタ、メジロゴーリキも大差はなく上位争いは必至。
競馬ブック 定政 紀宏