【開催見解】第23回ばんえい十勝(2/2~11 重賞:ヒロインズカップ、黒ユリ賞)
第23回ばんえい十勝
第29回ヒロインズカップ(BG1) 4歳以上牝馬オープン別定 2月3日10R
出走予定馬
○アアモンドセブン (770キロ)
○キサラキク (790キロ)
○コウシュハローヤル (770キロ)
○セイコークイン (790キロ)
○タイキン (770キロ)
○ナカゼンガキタ (770キロ)
○フェアリースズ (760キロ)
○ヤマノホシ (770キロ)
○タナボタチャン (760キロ)
○ヒメマルクィーン (760キロ)
【解説】今季からBG1に格上げ。現役最強牝馬決定戦。上下のハンデ差は30キロあるが、オープン馬は経験値がある重量に対して条件馬は未経験の馬が多いため、格上馬に分がありそう。本命はキサラキク。昨年は2着馬に9秒差をつけて圧勝。常に一線級相手に競馬をしている実績、荷物に対する経験値からも抜けた存在といえよう。連覇の可能性は高いと見た。2番手の評価はセイコークイン。一昨年2着、昨年3着と連続して上位争いをしている。荷物と馬場を考えれば障害スンナリとはいかないが後半確実に脚を使えるので少々置かれても盛り返せる。相手筆頭に挙げたい。この2頭が抜けているが、その他で注目したいのが障害巧者のヤマノホシ。前哨戦で見せ場タップリの3着。この荷物でも障害は不安なさそうだ。展開ひとつでは再度前残りも。あとは5歳馬から前哨戦を勝ったナカゼンガキタ、復調窺えるフェアリースズあたりに注意したい。
第44回黒ユリ賞(BG2) 3歳牝馬オープン定量 2月10日10R
出走予定馬
○キタノヒバリ (640キロ)
○クイーンヴォラ (640キロ)
○サカノハルヒメ (640キロ)
○サクラユウシュン (640キロ)
○ジェイカトレア (640キロ)
○ハイトップフーガ (640キロ)
○ヒメトラクイーン (640キロ)
○マンテン (640キロ)
○ヤマサンブラック (640キロ)
○ワンポイント (640キロ)
【解説】明け3歳女王決定戦。ここまで牝馬特別は2戦あり、白菊賞でヒメトラクイーン。いちい賞はサクラユウシュンが逆転した。この2頭が実績上位。これに続くのがハイトップフーガで白菊賞4着・いちい賞3着と結果を残した。あとはヤマサンブラックがヤングチャンピオンSに駒を進めており、4番手に。正直、圧倒的な強さを示している馬が不在で波乱も十分にある。各馬、ここに向けて十分に乗り込んできているし、荷物に対する適性も今の段階では未知。実績面での評価をすることが妥当とはいえるが。
競馬ブック 定政 紀宏