【開催見解】第8回ばんえい十勝(7/27~8/5 重賞:ばんえい大賞典)
第8回ばんえい十勝
第44回ばんえい大賞典(BG3) 3歳オープン別定 8月4日10R
出走予定馬
○アオノゴッド (670キロ)
○アオノブラック (690キロ)
○アポロン (670キロ)
○インビクタ (670キロ)
○ギンノダイマオー (680キロ)
○サクラドリーマー (670キロ)
○ジェイエース (670キロ)
○ジェイカトレア (650キロ)
○ミキタイガー (670キロ)
○メムロボブサップ (700キロ)
【解説】3歳クラシックの第一戦目。格よりも勢いのある馬が活躍する一戦だが、ここに向けて各馬仕上げており、トータル面で判断していきたい。本命には勝ち切れないまでもここまでのレースぶりが一番安定しているギンノダイマオーを指名。今季の世代オープン特別でも(3)(2)着と障害の巧みさと切れ味を生かして見せ場を作っている。やや詰めにきて甘いが、ひと押しで重賞初勝利へ。対抗にはとかちダービーを勝ったアオノブラック。復調には時間はかかったが、完全復活を窺わせる内容。すでにハンデ差を克服しているし、ヤングチャンピオンS以来の重賞Vも可能である。単穴には世代チャンピオンのメムロボブサップ。ここまで3戦しか使っていないが、前々走でもとオープン馬に競り勝つなど能力の高さを証明。ここを目標に仕上げられ万全。今回で勝つようなら三冠制覇への夢も膨らむ。その他ではジェイエース、インビクタ。とかちダービー上位馬がやや有利も手替りで上積み見込めるサクラドリーマーが怖い存在になりそう。
第37回ビッグウエイトカップ 3歳以上選抜別定 7月29日10R
出走予定馬
○イノリノチカラ (660キロ)
○オレノココロ (690キロ)
○カイシンゲキ (670キロ)
○センゴクエース (690キロ)
○タナボタチャン (640キロ)
○バウンティハンター (670キロ)
○ヤマノホシ (650キロ)
【解説】ばんえい競馬の中で馬体重の重い馬から順に選抜された一戦。回避馬は出たが、一線級の重賞並みの迫力を感じられるレースでもある。クラスハンデがつくため過去にも波乱はあったが、体調さえ問題なければオープン馬の独壇場といえそう。本命にはオレノココロ。対抗にはセンゴクエース。ここまでは順当だが、連下の候補には手広くなりそう。特に前走まで脚を余す競馬ばかりをしているイノリノチカラは人気のない時こそ好走するケースが多いため絶好の穴馬候補である。
競馬ブック 定政 紀宏