【開催見解】ばんえい十勝(2020/1/11~20)
第21回ばんえい十勝
第43回ばんえいプリンセス賞 4歳牝馬オープン別定 1月12日10R
出走予定馬
○アアモンドラッシュ (660キロ)
○クイーンヴォラ (660キロ)
○サクラユウシュン (660キロ)
○ジェイカトレア (690キロ)
○ジェイセリナ (660キロ)
○シャンハイオトメ (660キロ)
○ドルバコ (660キロ)
○ハイトップフーガ (660キロ)
○ヤマサンブラック (660キロ)
【解説】オークスのほぼ再戦。斤量は別定戦のため女王ジェイカトレアが当時から20キロアップ。その他で参戦していた馬は10キロの減量であり、この差がどこまで影響があるかがポイント。それを含めての予想になるが、本命にはやはりジェイカトレアを推したい。当時の着差は6.8秒と想定したよりも差をつけられなかったが、自分から引っ張って行って押し切った内容は着差以上に強いもの。今回のハンデ差でも最後は力で捩じ伏せてくれそうだ。相手になるが、筆頭には2着馬のクイーンヴォラ。今回は主戦の阿部騎手が予定されており、上積みは十分。逆転があるならこの馬だろう。その他ではハイトップフーガ、ヤマサンブラックが上位評価。3着馬のアアモンドラッシュは真価を問われる一戦に。
睦月特別 4歳以上オープン 1月19日 10R
出走予定馬
○アアモンドグンシン (765キロ)
○オレノココロ (775キロ)
○キタノユウジロウ (760キロ)
○コウシュハウンカイ (810キロ)
○コウシュハレガシー (765キロ)
○シンザンボーイ (770キロ)
○ホクショウマサル (765キロ)
○ミスタカシマ (745キロ)
○ミノルシャープ (770キロ)
○メジロゴーリキ (765キロ)
【解説】来週に予定されているため出否は9日現在では未定。ハンデ面を考えると帯広記念を勝ったコウシュハウンカイは回避しそうだ。30連勝の新記録を樹立したホクショウマサルも次の目標に向けて回避の予定。ここふた開催は重賞もなく、3月1日のチャンピオンCを予定している馬は今は余力を残しての調整。それでも出走してくるものは調子がいいだけに軽く扱うことはできない。今回の本命にはアアモンドグンシン。天馬賞は明らかに早仕掛けがミスを招いた。昨年度のダービー馬が世代三冠で無冠に終わってしまったのは非常に残念である。ここで巻き返してチャンピオンCで汚名返上へ。対抗にはオレノココロを。こちらも帯広記念は障害での膝折りのミスが要因のひとつ。ただ、本来の姿に完全に戻っており、このハンデ差なら実績面を考えても好勝負必至。その他では明け6歳馬のミノルシャープときっかけ掴んだメジロゴーリキの巻き返しに期待したい。
(競馬ブック 定政 紀宏)