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【帯広】北海道帯広市と「楽天競馬」を運営する競馬モール、馬券の一部を地域振興に充てる「ばんえい十勝応援企画」の2020年度継続を発表

2020年4月24日

2020年4月24日

帯広市

競馬モール株式会社

 

北海道帯広市と「楽天競馬」を運営する競馬モール、

馬券の一部を地域振興に充てる「ばんえい十勝応援企画」の

2020年度継続を発表

 

「ばんえいアワード」拡充を通じて、「ばんえい競馬」の安定継続を支援

 

北海道帯広市(市長:米沢 則寿、以下「帯広市」)と、インターネット勝馬投票券(馬券)購入サイト「楽天競馬」を運営する楽天グループの競馬モール株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:木村 美樹、以下「競馬モール」)は、本日4月24日(金)に、帯広市が主催する「ばんえい競馬(ばんえい十勝)」(注1)を通じた地域振興策の「ばんえい十勝応援企画」に、2020年度も共同で取り組むことを発表しました。

 

両者は、2013年4月より「楽天競馬」で「ばんえい競馬」を購入した際の売上金の一部を積立て「ばんえい競馬」の存続を応援する施策に活用する「ばんえい十勝応援企画」を共同で実施しています。8年目となる本年度は、年度を通して活躍した競走馬・生産者・騎手・厩舎を表彰する「ばんえいアワード」を拡充し、馬主のさらなる価値向上を図ります。「馬部門」受賞馬の馬主に賞金を授与していた従来の施策に加えて、新たに副賞を設けて、受賞馬のイラストをあしらったQUOカードを作成し、馬主や生産者、厩舎への配布と、「ばんえい競馬」のプロモーションに活用する予定です。

 

北海道開拓時代の歴史を伝承する「ばんえい競馬」は、2007年に帯広市による単独開催となり、今では帯広市の主要な観光資源となっています(注2)。帯広市の単独開催となってから今年度で14年目を迎える一方で、2007年度から2017年度までの10年間で、「ばんえい競馬」の競走馬は約35%減少し、レース編成にも影響する恐れが出てきています(注3)。また「ばんえい競馬」の馬主は、ピーク時の1999年の634名から、2019年現在は290名と半分以下に減少しています(注4)。

両者は、これまでにばん馬生産牧場ツアーや競走馬の表彰など様々な施策を通じて馬主の増加を促し、生産者の経営を支援するとともに、「ばんえい競馬」の盛り上げ施策も含め、継続して「ばんえい十勝応援企画」を共同実施してきました。その結果、2019年度の「ばんえい競馬」の売上金額は、帯広市単独開催としての最高額にあたる310億円を達成し、前年同期比が27%伸長しました(注5)。今年度は「ばんえいアワード」を拡充することで、さらなる競走馬の安定的な生産と供給増加を支援していきます。

 

 両者は、今後も本取り組みを通じて帯広市の活性化を図るとともに、「ばんえい競馬」の魅力を高め、利用者とファンの拡大を目指してまいります。

 

(注1) 「ばんえい競馬(ばんえい十勝)」は、農耕馬として利用されてきた馬体重約1トンのばん馬

に、騎手と荷物を載せた鉄そりを引かせ、坂のある障害コースで速さを競う競技です。公営競技

としては世界で唯一、帯広競馬場で開催されています。北海道開拓時代の伝統を受け継ぐ独特の馬文化として、「北海道遺産」にも認定されています。

 

(注2) 「ばんえい競馬」は2006年までは帯広市、旭川市、岩見沢市、北見市の4市で開催されていましたが、旭川市、北見市、岩見沢市が撤退を表明したため、2007年度からは帯広市による単独開催となりました。

 

(注3)  近年は平均出走頭数が「枠複」の賭式条件となる9頭を下回る8.7頭となっており、レースの安定継続が危ぶまれています。

農林水産省生産局畜産部畜産振興課「平成31年3月 馬関係資料」

https://www.bajikyo.or.jp/pdf/30kankeisiryou.pdf(公益社団法人日本馬事協会ウェブサイトより)

 

(注4)  一般社団法人ばんえい競馬馬主協会正会員数の推移

 

(注5)   帯広市単独開催になってからの、発売金額および本場入場者数は以下の通りです。

年度

発売金額(円)

本場入場者数(人)

2007年

12,933,971,600

237,165

2008年

11,555,358,700

214,808

2009年

10,736,137,400

200,176

2010年

10,568,312,900

247,416

2011年

10,364,421,300

245,782

2012年

10,494,580,600

254,081

2013年

11,662,642,800

268,693

2014年

13,218,352,600

278,263

2015年

14,579,315,600

282,932

2016年

16,154,093,000

267,997

2017年

21,992,641,500

281,632

2018年

24,429,193,700

289,457

2019年

31,085,678,100

298,624

「ばんえい十勝令和元年度 終了報告( https://banei-keiba.or.jp/tp_detail.php?id=4622 )」より

 

 

 

帯広市と競馬モールの「ばんえい十勝応援企画」概要

 

 

■ 時期: 2020年4月24日(金)~ 2021年3月21日(日)

 

  • 2020年度の主な施策(予定):

帯広市と「楽天競馬」を運営する競馬モールが共同で、「ばんえい競馬」を購入した際の売上金の一部を積立て「ばんえい競馬」の存続を応援する施策に活用します。2020年度の主な施策は以下の通り。

 

  • 「ばんえいアワード2020」の実施、受賞馬のイラスト入り全国共通商品券の作成・配布
  • 生産振興策として、ばん馬生産牧場ツアーやばん馬資源の維持・確保に向けた帯広畜産大学への研究費拠出
  • 帯広競馬場の全厩舎への人参や牧草ロールの贈呈
  • 帯広競馬場で実施されるイベント(花火大会・JRAジョッキーDay)への協賛
  • ばんえいスタジオ公式ブログ「ばんブロ」における、情報発信

 

  • 競馬モールの2019年度の拠出額: 計11,000,000円

(以下、内訳)

・「ばんえいアワード 2019」の実施: 3,100,000円

・帯広競馬場で開催されたイベント(JRAジョッキーDay、花火大会)への協賛: 3,000,000円

・生産振興策として、ばん馬生産牧場ツアーやばん馬資源の維持・確保に向けた帯広畜産大学への

研究費拠出: 2,900,000円

・ばんえいスタジオ公式ブログ「ばんブロ」における、情報発信: 1,000,000円

・帯広競馬場の全厩舎への人参や牧草ロールの贈呈: 1,000,000円

 

■ 参考URL:

「ばんえい十勝オフィシャルサイト」: https://www.banei-keiba.or.jp/

「楽天競馬」: https://keiba.rakuten.co.jp/

「楽天競馬 ばんえい競馬応援企画2020」: https://keiba.rakuten.co.jp/event/banei_cheer

 

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