【帯広】ドリームエイジカップ 結果

2020年11月29日

2020年11月29日

帯広市

 

11月29日(日)「第11回ドリームエイジカップ」(BG3)の結果

~4歳馬の一騎打ちとなったアオノブラック号が重賞3勝目を達成!~

 

 

 ばんえい十勝で2020年11月29日(日)に行われた「帯広商工会議所賞 第11回ドリームエイジカップ」(4歳以上馬齢選抜・BG3)は、4歳馬のアオノブラック号が優勝、重賞3勝目を挙げました。

 馬齢選抜のこのレースは、下は4歳馬から上は10歳馬までの世代強豪馬が揃い、最大50kgのハンデ差で行われました。

 馬場水分1.2%、スタートからメムロボブサップ号、アアモンドグンシン号が果敢に先行し、2番手集団にオレノココロ号、アオノブラック号らが、3番手集団にメジロゴーリキ号らがややばらけた状態で進みます。道中半ばからキタノユウジロウ号が先頭集団に加わりますが、メムロボブサップ号は歩みを緩めず第二障害に到着します。

 その後のキョウエイリュウ号は勢いに乗って後続馬との差を広げます。カイセドクター号も後半から追い上げ、第二障害を5番手で降りたゴールドハンター号も猛追します。しかしキョウエイリュウ号は歩調を緩めることなく走り抜き見事優勝しました。

 第二障害では、アアモンドグンシン号、メムロボブサップ号、キタノユウジロウ号がほぼ同時に駆け上がります。さらに一息ついてアオノブラック号、オレノココロ号が続きます。1番手で越したメムロボブサップ号を、同じく4歳馬のアオノブラック号が追いかけます。キタノユウジロウ号が3番手、そしてオレノココロ号が4番手で降りると、オレノココロ号が前を走る4・5歳馬を捕えにかかります。

 粘り強く逃げるメムロボブサップ号を、少しずつ差を縮めたアオノブラック号がゴール手前20m付近で差すと、力強い脚取りでゴール。2着にはメムロボブサップ号が、3着には若馬たちを追い上げたオレノココロ号が入りました。

 管理する金田勇調教師は「ドリームエイジカップ」を4度目の優勝、騎乗した藤野俊一騎手は初優勝を飾りました。

 

 

<アオノブラック号のプロフィール> ※2020年11月29日現在

生年月日・毛色:2016年3月31日(牡4歳・鹿毛)

血      統 :父 ケンジュオー  母 ノリノメイチャン (母父)アサヒホウザン

生  産  者 :山口和子 氏

馬      主 :青山修 氏

厩      舎 :金田勇 厩舎

通 算 成 績 :56戦17勝(うち重賞3勝)

【金田勇調教師のコメント】

 同世代のライバル、メムロボブサップにいつか逆転したいと思っていましたので、今日勝つことができて気持ちはスッキリしました。今までは世代戦の重賞が多く、古馬の実力馬が揃った中で、このようなレースができてうれしく思います。前回の「北見記念」では調子は悪くはなかったのですが失敗があり、それが経験となって勝つことができました。

 年明けに世代戦「天馬賞」があります。最大のライバルと良いレースを繰り広げていきたいです。この馬は自分の厩舎にいますが、ファンから預かっている馬だと思って、ばんえいを代表する馬になるよう強くしていきたいです。

【藤野俊一騎手のコメント】

 前回の重賞「北見記念」は障害で転倒してしまいました。今回は障害に重点を置いて騎乗しました。道中ではメムロボブサップが速いペースで行くなと感じ、それを見ながら進めました。馬場は重たいですが、さほど気になりませんでした。

 前に行く馬を見ながら息を入れて、障害を上手く越せたときは、「勝てる」と自信がありました。この馬は馬格が大きいので、これから一流馬になっていくと思います。応援宜しくお願いいたします。

 

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