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【帯広】第23回ヤングチャンピオンシップ 結果

2021年12月31日

2021年12月30日

帯広市

 

12月30日(木)「第23回ヤングチャンピオンシップ」(BG2)の結果

~産地代表戦を制したのは南北海道産駒のヤマカツエース号~

 

 

ばんえい十勝で2021年12月30日(木)に行われた「第23回ヤングチャンピオンシップ」(2歳産駒特別選抜・BG2)は、ヤマカツエース号が1番人気に応え重賞初優勝を飾りました。

11月~12月にかけて行われた産駒特別の上位2頭が出走した“ばんえい甲子園”とも呼ばれる本レース。馬場水分2.7%、ばんえい重量は570kg~620kgで最大50kgのハンデ差の中行われました。道中はクリスタルコルド号、ミヤビウルフ号、キングフェスタ号らを先頭にややばらけながら各馬ほぼ息を入れることなく第二障害に進んでいきます。

第二障害ではミヤビウルフ号、クリスタルコルド号、トワイチロ号が一斉に仕掛け、後続も次々と第二障害を駆け上がります。トワイチロ号が難なく先頭で障害をクリアすると2番手にクリスタルコルド号が続きます。ヘッチャラ号とほぼ同時に勢いよく3番手で下りたヤマカツエース号が先頭を行くトワイチロ号を捕え先頭に躍り出るとそのまま他馬を振り切って優勝。3連勝で産地代表戦を制しました。

ヤマカツエース号を管理する金田勇調教師は2008年に重賞へ格上げされた「ヤングチャンピオンシップ」をアオノブラック号で制した2018年に続く2度目の制覇、騎乗した藤野俊一騎手はアルジャンノオーで制した昨年に続き2年連続3度目の勝利となりました。

 

<ヤマカツエース号のプロフィール> ※2021年12月30日現在

生年月日・毛色 :2019年5月27日(牡2歳・青毛)

血統               :父 アローファイター 母 セタナセンプー (母父)ヒカルセンプー

生産者            :尾野彰悟氏

馬主               :高野勝紀氏 

厩舎               :金田 勇厩舎

通算成績         :14戦5勝(うち重賞1勝)

ヤマカツエース号

ヤマカツエース号

【金田勇調教師のコメント】

細く生まれた馬で、デビュー当時も幼い印象でしたが、ここにきて身体も大きくなって成長し力をつけてきたので、今日は行けるという期待もありました。

以前、興奮しすぎてゲートを失敗したこともあるのですが、今日はじたばたせずに、うまく決めればなんとかなるかなと思っていたので勝ててうれしいです。これからも大事に使っていきたいです。

今後は大きなレースも狙っていきたいですが、ハンデを背負う面もありますし、強いライバルたちもいますので、気を引き締めて稽古していきたいと思います。

この馬はとにかく負けず嫌いな馬。若くて元気いっぱいなところもありますが、利口なところもあります。

来年もお正月から大きいレースがありますので、応援よろしくお願いいたします。

【藤野俊一騎手のコメント】

嬉しいです。

前日の雪の影響はありませんでした。馬場が軽かったので600kgの荷物も苦にならなかったです。ゲートに難がある馬なので、それさえクリアできれば何とかなるという気持ちがありました。今日は落ち着いて我慢してくれました。

第二障害を越えた時点で、勝ったという確信がありました。

普段はレース以外にこの馬に触れる機会が無く、春先は体重が軽く弱い面もありましたが、今は身体ができてきて、だんだん馬も力がついて強くなってきました。

今年のばんえい競馬も今日で終わりますが、年明けには帯広記念、天馬賞と大きいレースがありますので、応援よろしくお願いします。

以上

 

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