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【開催見解】第9回船橋競馬(12/7~11)

2015年12月6日

平成27年度第9回船橋開催は12月7日(月)から11日(金)までの5日間開催。

初日のメインは「里神楽スプリント」1000メートル

休養後3→2→1着と充実しているギガワットが中心。前走は格上相手の前走は斤量差があった
とはいえ好メンバーを相手に快勝。今の充実ぶりは本物とみていいし、この相手関係であれば
ここも勝ち負けだろう。同レースで2着だったイセノラヴィソンもこの条件は好相性。こちらも
船橋転厩後の充実ぶりは確かなもので好レースを期待できそう。穴で期待したいのは徐々にクラ
ス通用のメドが立ってきた印象があるスズヨストラ。

2日目のメインは「総の国オープン」1600メートル

ケイアイレオーネは南関転入後、重賞で連続連対と実力は証明済み。超大型馬だが、追い切りの感じ
からは重苦しい感じはなく、鉄砲もOK。オープンクラスとはいえ、このメンバーなら負けられない。
遠征馬で注目は前走道営記念を好時計で圧勝したグランプリブラッド。左回りはJRA時に再三経験
済みで問題はない。

3日目のメインは「第61回クイーン賞(JpnIII)」1600メートル

56.5キロのトップハンデでもトロワボヌールが主役だろう。このメンバーであれば実績が違うし、右回り[1215]に対して左回りは[6404]と
コース変わりは大歓迎で死角が見当たらない。逆転候補は前走準オープンを快勝したフォローアート。斤量は54キロで、対トロワとは2.5キロの差があるし、
牡馬相手に大きく崩れることなく、条件クラスを勝ちあがってきた実力を素直に信頼。

4日目のメインは「アクアライン特別」1700メートル

1戦ごとの良化顕著なエスケイアリュール。前走2着馬は今年の京浜盃2着馬。船橋千七ではすでに勝ち星があるし、A2戦でも楽しみな存在。
叩き2戦目の前走で見事な変わり身をみせたセンティグレードも注目の1頭。休み明け初戦の内容が案外で9番人気の低評価だったが、
好位から早め先頭という堂々たる勝ちっぷり。もともと大崩れするタイプではないだけに、今回も好レース必至か。

5日目のメインは「柊特別」1600メートル

完全復調なったクラバズーカーが中心。3歳クラシックでは思うような戦績を残せなかったが、ここにきて再び素質が開花。
2歳時は北海道2歳優駿3着の実績がある馬で、今の充実ぶりなら自己条件では負けられない。
もう1頭注目したいのが、フラットライナーズ。叩き2戦目の前走はハイレベルB1戦で僅差の2着。もともと今年の京浜盃2着馬だし、
休養をきっかけに、しっかり立ち直ってきた感じ。距離延長は実績から歓迎だし、大崩れはイメージしにくい。

 

 

文 日刊競馬  津田英憲

 

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