【船橋】競馬専門紙記者の重賞予想(6/22 京成盃グランドマイラーズ)
『タイムズVSモンサン 同厩の争い』
タイムズアローが報知GCと同様に地元の重賞を制覇するとみました。前走はJRAの強豪が揃ったJpn1かしわ記念。厳しい戦いの中で6着なら及第点と言えます。気を抜く面があり乗り方の難しいタイプですが、主戦・真島騎手に手が戻れば不安なし。番手から抜け出しが濃厚です。
◎と甲乙つけがたいのが同厩舎のモンサンカノープス。こちらは前走の川崎マイラーズに続いて重賞連勝を狙います。南関東転入後に負けたのは、万全?の初戦、キャリアの差が出た2月の船橋、展開のアヤがあった隅田川オープンの3戦のみで、何れも敗因はハッキリ。地元の方が競馬をしやすいタイプですし、千六の適性では◎を上回っています。
上記2頭をまとめて負かすとすればサトノタイガーでしょう。重賞2勝、2014年のJBCスプリントではタイム差なしの2着と実力は文句なし。間隔があいていた交流重賞の前走で見せ場を作っており極端な衰えはありません。船橋千六への対応がカギですが、怖い存在です。
2013年の同レース覇者セイントメモリーは斤量減が好材料。重賞実績は充分、前出モンサンと1キロ差ならもっと際どく迫れるはず。好調レガルスイ、脚質に幅を増したポイントプラス、中野騎手騎乗で未知の魅力があるブロードソードなど、多彩なメンバーが揃って楽しみな一戦です。
◎タイムズアロー
○モンサンカノープス
▲サトノタイガー
△セイントメモリー
△レガルスイ
△ポイントプラス
△ブロードソード
(ケイシュウNEWS 古川里絵)