【船橋】競馬専門紙記者の重賞予想(3/15 ダイオライト記念[JpnII])
「上がり馬マイネルトゥランに注目」
今年で第62回を迎える伝統のダイオライト記念だが、過去3連覇を成し遂げた馬はいない。今年はクリソライトがその偉業に挑む。ただ、500万、1000万、準OPと3連勝中のマイネルトゥランは地力強化著しい4歳馬。船橋の2400メートルも合っていそうなタイプだけに、ここでも十分勝負になると見る。
マイネルトゥランは今年に入って一気に3連勝。4歳になって覚醒した感じ。東京の2100メートルで3勝しており、同じ左回りの長丁場、船橋の2400メートルにも対応は可能と判断。初ナイターの不利はあっても、今の勢い、充実ぶりを考えれば新星誕生の期待大。
クリソライトは昨年11月以来の休み明けになるが、鉄砲には良績。追い切りでもいい動きを見せており、当レース3連覇に向けて緒戦から動ける仕上がりにある。鞍上も過去2年、手綱を取った武豊騎手にスイッチ。力通りの走りができれば、アッサリ偉業達成も。
マイネルバイカは昨年の当レース5着馬で、長いところに適性。休み明けをひと叩きしての上積みも見込めるだけに、今年は上位浮上も十分。
ユーロビートは南関東が誇るステイヤーで、前走の大井2600メートル、金盃は完勝だった。昨年の当レースは3着。今年はその時以上のデキの良さで臨めるだけに楽しみな一戦。
◎ マイネルトゥラン
○ クリソライト
▲ マイネルバイカ
△ ユーロビート
(ケイバブック 木村 悟)