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【開催見解】第4回船橋競馬(7/21~7/25 重賞:習志野きらっとスプリント)

2017年7月20日

7月21日(金)、23日(日)~25日(火)まで行われる船橋4日間開催のメインレースは、25日(火)に行われる第7回習志野きらっとスプリント (オープン地方交流重賞 1000m)。このレースは「スーパースプリントシリーズ2017」の最後を飾るレースで、各地のスプリント重賞を勝ち上がってきた馬が集まり、船橋1000mでそのスピードを競うレースだ。

 

他地区からは3頭出走してくる予定、まずはグランシャリオ門別スプリントの覇者タイセイバンデット(北海道)。中央時に函館ダート1000m戦を快勝しており、地元に限れば6戦6勝の快速馬だ。まだ底を見せておらず、力関係の比較は難しいが面白い存在だ。次に名古屋でら馬スプリントの覇者ハイジャ(笠松)。自身は1900mまで距離をこなしているが、新馬戦(800m)を圧勝していることからもスピードタイプ。克服しなければならない課題は多いが、侮れない。園田から挑戦してくるのがマルトクスパート(兵庫)。園田FCスプリントの覇者で、只今4連勝中と勢いがあるし、名古屋や笠松に遠征して重賞を制していることから遠征競馬に不安はない。地元でナイター競馬を経験しているのも大きく不気味な存在だ。

迎え撃つ南関東勢も層が厚い。まずは昨年の覇者フラットライナーズ。スプリント路線に切り替えてからは、中央に挑戦したカペラステークスと大井1400m戦で崩れたのみで、南関東の1200m以下という条件では6戦6勝。休み明けの川崎スパーキングスプリントを制して確実に状態は上向き、連覇は十分可能だ。元々素質は高かったが、クラシック路線では東京プリンセス賞の2着が最高だったスアデラ。しかし、4歳になってスプリント路線に変更してからは2連勝と素質を開花させ、54キロの斤量なら勝負になる。あとは実績上位のサトノタイガー、大井の1000mのオープン特別を勝っているツルオカボルト、しらさぎ賞を勝ったニシノラピート、スアデラ同様スプリント路線で頭角を現してきたディーズプリモあたりも差はない。また、ここは中央からの転入馬が多数出走してくる予定。2015年の北海道スプリントカップを制しているシゲルカガ(川崎)、2016年のかきつばた記念やクラスターカップ2着があるブルドックボス(浦和)、中央時6勝を挙げてオープン特別勝ちがあるワディ(大井)等が中央から転入初戦になる。仕上がりが鍵になるが、底力は確かなだけにこの馬達にも注意が必要だ。

 

21日(金)のメインレースは文月特別(A2下 1600m)。ここは10頭立てと頭数は少ないが好調馬が揃って難解。勢いなら3連勝中のフミノインパルスだろう。一連の勝ちっぷりから一皮剥けた印象で、今の充実ぶりなら格上相手でも好勝負に持ち込める。安定した脚リを重視するならヤンキーソブリンか。相手なりに走れるタイプで崩れはない。前走大井のA2下を快勝したハードクラップが不気味。7歳にして本格化?と思わせる勝ちっぷりで、あの走りが再現できればここでも圧倒できる。他にもオープン特別を勝った実績があるアサヤケ、決め手なら上位のハニームーン、休み明けだが実績は互角のナガラキコウシ、休み明け2戦目の前走を勝って復調気配のグランフィデリオ、差し一手でアテにはできないがスターローズの末脚にも注意したい。

 

23日(日)のメインレースは海ほたる特別(B2二組下 1600m)。ここは前走格上相手に善戦したクールテゾーロが中心になる。3月頃からの安定した走りは高く評価でき、自己条件の今回は当然勝ち負けになる。元中央1勝馬で、転入2戦目を快勝したマサノジェットがここにきて力をつけている。格上げ初戦だがメンバー的にも面白い。あとは強敵相手に苦戦していたスマイルゴーイングもここなら差はないし、休み明けを一叩きされたキャッシュフロー、羽田盃3着がある3歳馬キャンドルグラス、前走くろうま賞2着と復調気配のブラックリバイバルなど他にも伏兵馬が揃っておりその取捨が難しい。

 

24日(月)のメインレースはサマーナイトスプリント(B1 B2選抜馬1200m)。新馬戦以来の短距離戦となった前走を快勝して見せたのがキングスベンチ。10番人気での勝利だけに全幅の信頼は置けないが、あの走りは評価できるもので連勝も十分有り得る。3歳馬ジョワラルムが力をつけている。優駿スプリントトライアル、優駿スプリントがともに3着。古馬相手だけ課題はあるが成長期だけに突破できる可能性はある。安定した脚利を評価するならリュウノプリンス。前走でキングスベンチに敗れはしたが2着を確保。このクラスの短距離戦なら崩れはない。距離は微妙に長いがキョウエイアドニスは習志野きらっとスプリントで出ても面白い存在。距離が200m長いだけにそこが課題。あとは休み明けを叩かれて変わり身を見せそうなフォルス、浦和戦2着からの連闘となるタケショウメーカー、前走は案外も底力あるヴェスヴィオ、地元の1200m戦で変わりそうなアリッサムあたりだろうが、穴なら決め手あるキクタロウが面白い

 

船橋開催は21日(金)から始まるが、22日(土)はホリデー、23日(日)~25日(火)の変則の4日間開催で行われるだけに、日程にご注意願いたい。

 

(勝馬 山形宗久)

 

 

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