【開催見解】第5回船橋競馬(8/6~9)

2017年8月5日

8月6日(日)~8月9日(水)まで行われる船橋開催のメインレースは8月9日(水)に行われる「千葉日報賞」(A2下 1600m)。

今後重賞獲りを狙えそうな馬達が揃っており、ハイレベルな戦いが見られそうだ。道営時、北海優駿2着があるキングニミッツがここにきて力をつけている。決して前走は楽なメンバーではなかったが、2着以下に7馬身差をつける走り。今の充実ぶりならクラスが上がっても通用する。只今4連勝と勢いがあるのがフミノインパルス。前走でこの条件を勝っているように力は互角。自らのクラスが上がった分斤量は増えるが5連勝は可能だ。実績ならバースフォンテン。前走は大井A2下の準重賞で2着と力を示したし、以前と違って差す競馬ができるようになったのは心強い。あとは休み明けを叩かれたナガラキコウシ、オープン特別勝ちがあるアサヤケ、勝ち切れない歯痒さはあるが堅実なヘミングウェイ、転厩初戦になるが力は互角のセンティグレードが相手になる。

 

8月6日(日)のメインレースは「鋸山特別」(B2一組 1700m)。ここは少頭数になったが難解だ。実績ならクラヴィクトリーだが、休み明け2戦の走りが物足りないし、減っていた馬体が戻らない。それならこの距離に多少不安はあるが堅実なグッドネスの方が軸になりそう。この距離得意なスマイルゴーイング、大井から転厩初戦になるがクインザヒーローも力差はなく逆転は可能だ。

 

8月7日(月)のメインレースは「トマト特別」(B2二組下 1600m)。ここは中央から再転入初戦を2着と好走したパイロスターが狙い目だ。少頭数が見込まれ、相手関係からも勝ち負けになる。相手は長期休養を2度叩かれたケルヴィンサイドか。元々が中央1600万条件で走っていた馬、復活すればまだ上を目指せるはずだ。状態の良さならドゥーアール。まだ格下の存在だが前走を勝って勢いがあり、格上牡馬とは斤量差4キロがあれば十分通用する。あとはここ2戦大井を使って結果を出せないが力は互角のプラトンイミシャン、詰めは甘いが連下の狙いは立つクラッシュハイト、除外明けを一叩きされたインフィニティが相手になる。

 

8月8日(火)のメインレースは「新涼スプリント」(B1 B2 1200m)。ここはスプリンターが揃って難解だ。ここ2戦、同条件で1、2着と堅実な成績を残しているのがキングスベンチ。前々走1着時は12頭立ての10番人気と低評価だったが、前走2着を確保してこれは本物。岩手から転入後は1600m戦を使ってきたシークロムが短距離路線に変更。元々スピードはあるので、距離実績はないが一変が有り得る。スピード勝負ならフォルスやジュンサザンクロスも負けてはいない。フォルスは休み明けを2度叩かれた上積みがあるし、ジュンサザンクロスはこの距離なら無理してハナを切っても粘り込める。あとは1000mがベストのキョウエイアドニスは1200mをどう凌ぐか。久々に短距離戦を使うセンペンバンカ、得意の1200m戦で巻き返しを期すロマンコスモあたりが相手になる。

 

勝馬 山形宗久

 

 

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