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【開催見解】第6回船橋競馬(9/1・9/3~5)

2017年8月31日

 平成29年度、第6回船橋競馬は9月1日、3日、4日、5日の4日間開催。なお、9月2日の土曜日は開催がないのでご注意を。

 

 初日のメインはB3による1200メートル戦の白井スプリント。ヴェイルドスケールは転入2戦目から連勝中。まだまだ良くなってきそうな感じがあり、勝って同条件というのも有利。スタートを互角に切って流れにさえ乗れれば、ここもまず勝ち負けと見る。エンターザスフィアは終い一手だが嵌まれば切れる。前走もレースチ1の上がりでヴェイルドスケールと0秒3差だから、展開ひとつで肉薄以上のシーンまで。クレイジーインラヴは南関東転入後9戦5勝、2着2回の安定感。クラス2戦目で1200メートル替わりもOKだけに要重視。他では休み明けの前走を勝って更に上昇ムードのトウショウブランド、脚をタメて終い勝負の形なら力発揮のゴーノムラダイオーなどに要注。

 

 2日目のメインはB1B2による桑島孝春記念、1200メートル。リュウノプリンスは前2走、今回と同じ条件で2着、1着。逃げ差し自在に捌けて展開、流れも不問。勝って同条件なら信頼度の高い軸馬だ。アイアンハートは優駿スプリント5着、格付け緒戦の前走も着差以上の内容で勝ったこれから期待の3歳馬。B3下からB1下に一気の条件強化でも3歳馬の上昇度を重視。シークロムは前開催のB1下特別を完勝。自分の形でスムーズに先行できれば連勝のシーンも十分。他では当級の安定勢力といっていいセンペンバンカ、地元に戻って巻き返し態勢のナイキアフォード、持ち時計上位のフォルスなどにも警戒が必要に。

 

 3日目は伏姫特別、B1下による1700メートル戦がメイン。アーミーバローズは前走で南関東での連勝が12でストップ。残念だったが初めての大井遠征で、しかもB1への昇級緒戦。条件が厳しかったか。ただ、いい経験にはなったはず。勿論、あの一戦だけで評価は落とせず、デキ落ちなども窺えない。今回は9戦無敗の地元船橋。当然、巻き返しを期待。スマイルゴーイングは船橋の1700メートルで6戦3勝、2着1回の実績。早目先頭から押し切った前走も強い内容で、格上相手でも互角以上に。クインザヒーローは大井のA2下で3着がある力量馬。脚質に柔軟性があるのも魅力で、今回の条件でも軽視は禁物。ガリャルダの前走は出遅れてテンに脚を使ってしまった分の惨敗。地元に戻って見直しを。クラヴィクトリーは休み明けを使いながら良化しており、そろそろV争いまで。

 

 最終日は準重賞のフリオーソレジェンドカップ、A2下による1600メートル戦がメインで、勝ち馬には日本テレビ盃(9月27日、船橋競馬場1800メートル)とマイルグランプリ(11月15日、大井競馬場1600メートル)への優先出走権が与えられる。好メンバーが揃ったが、まず注目はフミノインパルス。南関東移籍後、負けたのは6走前の大井だけで、現在A2下条件を連勝中。ここを勝てば、いよいよオープン、重賞路線が見えてくる地元船橋期待の大器だ。大井のミサイルマンが初めての遠征競馬で船橋に登場。デビューから3連勝でハイセイコー記念を勝ち、クラシックでの活躍が期待されていたのだが、羽田盃11着、東京ダービー8着、そして前走の黒潮盃も8着に終わってしまった。結果的には距離が長かった感じ。このまま終わってしまうような器ではないはずで、初コース、初の左回りではあるが、条件緩和、1600メートル替わりで見直しを。ベルゼブブは昨年の戸塚記念の勝ち馬。脆さはあるが自分のペースで先行できればA2下条件では地力上位の存在。他にもここ2戦フミノインパルスとコンマ差の競馬をしているヤンキーソヴリンや、相手なりに走れて大崩れのないスティレット、地元浦和の準重賞を勝って参戦のフォクスホールなどの実力馬が激突。見逃せない一戦になる。

 

 

 (ケイバブック・木村 悟)

 

 

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開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

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