【開催見解】第9回船橋競馬(12/4~8 重賞:クイーン賞[JpnIII])

2017年12月3日

 今回の船橋競馬ハートビートナイターは、12月4日(月)から8日(金)まで5日間開催。3日目に指定交流、第63回クイーン賞が行われます。

 

 初日のメインは里神楽スプリントがA2、B1選抜馬、ハンデ戦、距離1200メートルで行われます。お馴染みのメンバーが揃いましたが、B1、B2を連勝してきたロマンコスモは元々期待されていた馬で本格化の兆し。準オープンに上がっても勝ち負けのラインでしょう。実績面では互角のシークロムは前開催でオープンの千メートルを走って6着。自己条件の今回は見直しが必要でしょう。短距離の差し馬キングスベンチ、好調ヴェスヴィオなど狙い目の多い一戦になりました。

 

 2日目のメインレースは総の国オープン(地方交流)が距離1600メートルで行われます。他地区からの遠征馬は道営のサトノプリンシパル、ジャストフォファン。高知のミッキーヘネシーが参戦。全国レベルの力量があり目が離せない存在です。迎え撃つ南関東勢は、地元の実績馬クラージュドール、3歳の期待馬ソッサスブレイ。浦和勢にも駒が揃っており、混戦が予想されます。

 

 3日目のメインレースは指定交流、第63回クイーン賞が距離1800メートル、3歳以上牝馬のオープン、ハンデ戦で行われます。JBCレディスクラシックでは逃げて2着と惜しい星を落としたプリンシアコメータ。ゴール前の不利がなければ、あるいは勝っていたレース。ララベルが不在ならチャンスと言えます。そのレースで3着だったのがラインハート。転入緒戦でしたが、直線だけで0秒2差の3着は見事。ここは展開次第で好勝負。JRAのアンジュデジールは距離がカギになりそうですが、一連の再戦模様なら見直しが必要でしょう。JRAからは他にJBCレディスクラシック6着のタガノヴェローナ、一千万条件を勝ち上がってきたアンデスクイーン。大方このメンバーの争いになるでしょう。

 

 4日目のメインレースは柊特別がB1二組下、ハンデ戦、距離1600メートルで行われます。登録が多く地元、遠征馬は様々ですが、地元勢では3歳の素質馬ゴーフューチャー、ロジータ記念5着に健闘したミスアンナ、昨年の平和賞馬スカイサーベル。古馬勢ではマイラーのパーフェクトデイ、ファイアフォンテン、追い込み強烈なクローザーなどがスタンバイ。力差のない組み合わせで混戦必至と言えます。

 

 最終日のメインレースは日刊ゲンダイ賞がA2二組下、ハンデ戦、距離1700メートルで行われます。お馴染みのメンバーですが、現にクラス卒業しているスティレット、ハードクラップの実績馬にヤンキーソヴリン。今回は休養明けのガーニーフラップ、渋太い末脚が持ち主のキタノイットウセイ、好調ハニームーンなど、準オープンでは屈指の強豪が揃って見応えのあるレースになりました。

 

(出走予定馬は12月2日現在)

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 

ケイシュウ

 

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