【お知らせ】ログイン時に楽天競馬規約の同意画面が表示されます

【開催見解】第9回船橋競馬(12/10~14 重賞:クイーン賞[JpnIII])

2018年12月9日

今回の船橋競馬ハートビートナイターは12月10日(月)から14日(金)まで5日間。12日(水)に指定交流、第64回クイーン賞が行われます。

初日のメインレースは、里神楽スプリントがB1、B2選抜馬、距離1200メートルで行われます。実績面では互角の顔触れだけにチャンスは多いですが、前回B2を勝って待望の2勝目を挙げたヴェスヴィオが連勝の好機。話は古いですが、クラシック戦線で好走した実力派。現状ではこの短距離が最も合っており条件強化でも期待できます。秋に自己条件を連勝したバングルバングル。大井ではクラスの壁に当たった感じですが、地元のスプリント戦なら互角の評価が必要でしょう。スピードのあるオーバークロック、ロマンコスモに新規参入キタサンコンサートがスタンバイ。
芝の短距離中心でしたが、クラス的に間に合っていいでしょう。

 2日目のメインレースは、地方交流、総の国オープンが距離1600メートルで行われます。船橋では春と冬に開催される地方だけの交流戦。遠征馬はお馴染みの高知ミッキーヘネシー、コスタアレグレ。道営からは4歳の素質馬ストーンリバー、基本スプリンターのメイショウアイアンが参戦。迎え撃つ南関東の地元勢では岩手から返り咲きのベンテンコゾウ、春の京成盃グランドマイラーズを勝ったキングガンズラングに追い込み一発のソッサスブレイ。遠征馬では船橋でオープン勝ちのある大井のモンドアルジェンテがエントリー。重賞レベルの一戦に興味は尽きません。

3日目のメインレースは、牝馬交流重賞、第64回クイーン賞が距離1800メートルで行われます。JRA勢は4頭が参戦。昨年の覇者プリンシアコメータは定番の牝馬路線を歩んで秋にレディスプレリュードを制覇。実績面では断然上位で連覇がかかります。3歳馬ハービンマオは関東オークスのチャンピオン。夏、秋に一戦して迎えるここは素質馬の本領発揮に期待が持てます。南関東初参戦のアイアンテーラーは中京のダート1900メートルをレコードで逃げ切った実績の持ち主。京都で行われたJBCレディスクラシックでは一線級相手に果敢な攻めで場内を賑わせました。サルサディオーネは今年のエンプレス杯3着。逃げ脚質だけに同型との兼ね合いがカギになります。地方勢では地元の好調馬オルキスリアンが胸を借りる形。同馬の母アクイレジアは女傑ロジータの仔でジャパンダートダービー2着。生粋のダート血統でレースぶりが楽しみ。この他では実績馬ブランシェクール、ラインハート、道営
のタイムビヨンドが一発狙います。

4日目のメインレースは、船橋記念トライアル、カムイユカラスプリントがオープンの1000メートルで行われます。少頭数の一戦で力差もハッキリした組み合わせのここは、短距離王アピアが堂々参戦。当舞台では重賞を連勝しており多少後手を踏んでもパワーがケタ違い。ハンデ戦でも同馬優位は動かないでしょう。現在の調子と適性面からサトノスピードオー、シークロムの地元2頭が相手に有力。両者とも一瞬の切れ味に定評があり、ここは金星を狙います。この他ではカスタネットですが、オープンに入るとパンチ不足は否めません。

5日目のメインレースは、日刊ゲンダイ賞がA2一組、距離1800メートルで行われます。ここは地元勢の争いですが、注目は通算16勝のアーミーバローズ。今回は夏以来の休み明けになりますが、地元では絶対的安定感を誇りパワー勝負に定評。イキナリ期待が持てます。これに待ったをかけるのは目下3連勝で前回このクラスも楽勝したベイビータピット。元々素質を買われた馬ですが、6歳にして本格化。行きたい気性で距離がカギですが、今の勢いなら克服してくるはず。この他では準オープンの常連マルヒロナッツオー、川崎の長丁場で好走したナガラキコウシも使ってくれば面白い存在です。
(出走予定馬は12月7日現在)

ケイシュウNEWS 田島 啓行

 

 
ケイシュウロゴ

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞