【開催見解】第5回船橋競馬(8/7~10)

2019年8月6日

 令和元年度、第5回船橋競馬は8月7日から10日までの連続4日間開催。重賞こそ組まれていないが、全日12レース立てとなっている。また、直前に川崎開催、直後に大井開催があり、ほぼ地元船橋と浦和勢による争いとなりそうだ。

 

 開催初日のメインはB3三組による1500メートル戦の濃溝の滝賞。グローリアスペルレは休み明けの前走を好位抜け出しでV。差は半馬身だったが、中身は濃かった。ひと叩きして状態面は更に上向いており、B3へ昇級でも休養前の3走前、2走前の2着、2着の内容からクラスの壁もなさそう。スッと好位に取り付けるレースセンスの持ち主。鞍上も引き続き森騎手なら連勝の期待十分。ライクアロケットはクラスが上がってから5着、4着だが、前走では船橋1600メートルの持ち時計を更新。着実に力をつけていて、クラス慣れもしてきている感じ。3走前は1400メートル戦を圧勝だから距離短縮もプラス。また、良馬場のパワー勝負も歓迎のタイプ。前進は十分可能。ヤマノプレミアムは前走、ライクアロケットと0秒1差の競馬。まだまだ良くなる余地のある3歳馬で、ここが格付け3戦目。ひと押しあれば圏内突入まで。ヘビデューティーはクラスが上がってから8着、8着と案外だがもともとムラ駆けの傾向。揉まれずスムーズに運べれば巻き返しの余地はある。ダイワチャーチルは転入緒戦で1年ぶりの実戦だが、JRA 2勝で南関東B3編入というのは恵まれた。調試、追い切りの動きともに上々で、当日の気配次第ではいきなりから注目。グリズリダンスは地元に戻って前進。

 

 2日目のメインはA2以下によるハンデ戦の準重賞、千葉日報賞1600メートル。サダムリスペクトは南関東に移籍してから2着、2着、1着、10着、1着。重賞の前々走こそ高い壁に跳ね返されたが、自己条件なら安定した走り。前走も着差以上の完勝だった。距離は1500メートルから1600メートルに延びるが、これまでの実績、内容から何ら不安はなく、正直、このクラスは通過点。ここを勝って改めてオープン、重賞路線へ。ベイビータピットはこれまでA2で3勝の実力馬。休み明け2戦目の前走ではサダムリスペクトに敗れたが、500キロ前後の大型馬だけにまだまだ良化の余地は残っているはず。船橋の1600メートルでは4戦2勝、2着1回。今回は互角以上のシーンまで。ゴッドフュージョンはB1下の前走を完勝。勝って条件は上がるが、A2下でもV歴があり、船橋の1600メートルでは9戦して7連対と抜群の安定感。後手に回らず流れにさえ乗れればまず上位争いと見る。ヤンキーソヴリンは前々走でゴッドフュージョンを撃破。9歳の夏になったが前走も掲示板を確保と元気一杯で、軽くは扱えない古豪だ。マルヒロナッツオーは休み明け3戦目、ベストの1600メートル替わりで見直し。立て直したトーセンペンタゴン、常に相手なりの走りができるタイセイブラストなどにも警戒が必要。

 

 3日目のメインはB2二組以下によるハンデ戦の鋸山特別1600メートル。ここは現在連勝中で、勝って同条件となるザッカリーアが人気を集めることになりそうだ。スッと流れに乗れて展開、流れ不問。しかもここにきて勝負強さを増しており、間違いなく本格化ムード。前走の再戦ともいえるメンバー構成となっただけに、やはり素直に重視すべき。コスモロッソは前走でザッカリーアとクビ差の競馬。自分のペースでスンナリと先行できれば実に渋太く、同型との兼ね合いさえつけば今回も最後まで抵抗。ウインアーカイヴスは休み明け2戦目の前走でザッカリーアと0秒3差の競馬。大型馬だけにまだまだ良くなってきそうな感じがあり、追って不発がないのも魅力。うまく流れが向けば肉薄以上のシーンも。マッドドッグは叩き2戦目の前走で、出遅れながら上がり最速の脚を使って3着。やはり力を持っている。脚質に柔軟性が出たのも好材料。もう軽くは扱えない存在。他では地元船橋の1600メートルなら相手なりに走れるマサノカバーガール、格付け3戦目でまだまだ上積みが見込める3歳馬のトーセンアイアン、終い一手でも嵌まれば切れるエスティブレイドなどに要注。

 

 開催最終日のメインは千葉ジェッツカップ、B1二組以下によるハンデ戦で距離は1700メートル。ザンブローネは今回と同条件の前走で2着。8歳の夏を迎えるが充実していて、ひと開催パスしたローテーションも好感。流れにさえ乗れれば崩れはなく、その前走の勝ち馬(フェンドオフ)がいない組み合わせだけに、まず勝ち負けの期待。レオズハウライトは上がり目十分の3歳馬。雲取賞9着、東京湾カップ7着と重賞では結果を出せなかったが、その2戦を除けばデビューから崩れてはおらず、初めての古馬相手でもB級なら即通用していい素材と見る。1700メートルは前々走で完勝した距離。5月以来でも鉄砲に実績もあり、狙うなら緒戦の今回が妙味。ニャチャンは父クーリンガーで脆さもあるが、自分の形に持ち込めれば力発揮のタイプ。血統的に距離延長もOKのはず。前走の2着でクラス通用のメドも立ち、軽視は禁物。ハレカイは直前にあった地元川崎開催をパスしての船橋遠征。追って味があり、母の父ダンスインザダークで長いところに適性。うまく展開が嵌まれば一気に強襲。マッジョネラは転入緒戦は案外だったが、ひと叩きした今回は変わってくるはず。見限り早計。

 

(ケイバブック 斉藤 大輔)

 

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