【兵庫】第13回兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)回顧
【第13回兵庫ゴールドトロフィーJpn3回顧】
岩田がドリームバレンチノで08年以来4度目の制覇。短距離の今年ラストGレース「第13回 兵庫ゴールドトロフイー」は、28日10レースにJRA4頭、地方7頭(門別、高知3頭、地元3頭)が1400mにスピードを争った。向正面からスパートしたドリームバレンチノが直線伸びる高知エプソムアーロンに4馬身差を付け、レコードに0・1差1分25秒5をマークした。
1番人気エーシントップが立ち遅れ、昨年の優勝馬ティアップワイルドが主導権を奪った。ファイアーフロート、エーシントップと外から門別ウルトラカイザーも行って超ハイペースになった。
ペースが落ちずに向正面に入った。3角手前からスパートしたドリームバレンチノがアッと言う間に先頭に立った。内から必死に抵抗したティアップワイルドを4角で振り切ってからは独走態勢に入った。
3角で抜け出せなかった昨年2着ダイショウジェットも直線を向いて伸びて来た。だが、51.0キロのハンデにも恵まれた6番人気エプソムアーロンがティアップワイルド、エーシントップを捕まえ、タイショウジェットの追撃も抑えた。地方馬の2着は、第1回ブラウンシャトレー、08年アルドラゴン以来の3頭目。さらに4馬身差3着に5番人気ダイショウジェットが入線、3連単15万余の波乱に。
地元3頭は9、10、11着に惨敗した。
【2013.12.28 日刊スポーツ 池永 博省】