【兵庫】第42回 園田ジュニアカップ 回顧
【第42回 園田ジュニアカップ 回顧】
逃げたのはディチュウだったが、抜群のスタートを決めたのはポセイドン、ガイアのトーコー勢2頭だった。最初のコーナーを回ってペースは明らかにスロー。そのため中団キープのニホンカイセーラ、オープンベルトは折り合いに苦労、紛れもなく先行馬有利の展開となった。2番手付けのトーコーポセイドンは逃げるディチュウをいつでも交わせる態勢、更には3番手トーコーガイアもいつでもスパートできる態勢。しかし、ガイア騎乗の木村Jにとって辛かったのは前に居るのが同オーナー馬だったこと、動くに動けない展開になってしまった。あれが同オーナー馬でなかったなら一気に勝負を決めに行っていたであろう。となると結果は違っていた、負けは負けであるが、今日のガイアは決して力負けではなかった。勝負は時の運とも言う、今日はポセイドンの方に運も味方したというべきか。しかし、ポセイドンの粘り、二枚腰も立派だった。馬体も更に迫力を増していたし、2014年の飛躍が楽しみである。[3]着にはニホンカイセーラ、やはり前半折り合いを欠いた分、本来の伸び脚を欠いたような感じも…。[4]着にはユノエスケープ、3角を回って外めから伸びかけるもこれだけ先行馬有利の展開になっては仕方なし。
【2013.12.31 競馬キンキ 北防 敦】