【兵庫】 第51回 六甲盃 回顧
【日刊スポーツ賞 第51回 六甲盃 回顧】
年に1度の1マイル半戦の重賞レース北陸・東海交流、日刊スポーツ賞「六甲盃」は6日、笠松と金沢から3頭を迎え10頭が激突した。超スローペースに落とした5番人気ハルイチバンが上がりの競馬に持ち込んで2着の1番人気ホクセツサンデーに4馬身差を付け楽勝した。
ハナを切りに行ったホクセツサンデー、エイシンナナツボシはスローペースに折り合いを欠いていた。また、スタートが決まって好位を進んだ笠松ドリームマジシャン、2番人気エリモアラルマも同様だ。
2周目に入った残り半マイルからグーンとペースが上がった。仕掛けたエリモアラルマが伸びない。ハルイチバンに上がり3ハロンを38秒7で走られては追走馬はどうしょうもなかった。
直線に入ってエリモアラルマが、エイシンナナツボシが後退した。必死に追うホクセツサンデー、ドリームマジシャンも引き離された。
後方を進んで直線で伸びが光ったのは新春賞馬の3番人気ニシノイーグルがハルイチバンと同じ上がり3ハロン38秒7では3着が精一杯だった。
手綱の永島騎手は昨年10月の姫山菊花賞をダイナミックグロウで逃げ切った時と同じテン乗りでの制覇、重賞19勝目だった。
【2014.3.6 日刊スポーツ 池永 博省】