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【開催見解】第7回園田競馬後半(6/18~20)

 新規開業した松平厩舎がその開業初戦で見事、白星スタートを切った。メモリアルホースとなったのはウインバース。向正面ではややもたつき気味も勝負所でうまく内に入れて直線に向いてからはグングン加速が付いた。鞍上、木村Jならではの巧リードも目立ったが、それ以上にシッカリと馬体を作って臨んだ厩舎側の手柄と見る。まだ入厩頭数が少ない同厩舎だが、今週も3頭がスタンバイ。その何れもが上位争い可能な存在で早くも2勝目の期待、注目が集まる。

 ナイター期間の通常開催となる今週も水、木、金曜(18~20日)開催となりメインは19日に行われるスーパースプリントシリーズ、園田FCスプリント。今年も他場からの遠征馬は3頭、そんな中、注目は昨年のこのシ リーズ最終戦、習志野きらっとスプリントでラブミーチャンの(2)着だったディープハント。この春から高知籍となったこの馬、新天地でもその能力の高さを如何なく発揮し、目下3連勝中。思えば昨年このFCスプリントを制したのも南関東経由で高知に渡ったエプソムアーロンだっただけに今年もその再現は十分か。しかも管理するのはそのエプソムと同じ雑賀正師だ。同じく高知ファイアーフロートは昨年の(3)着馬、当時スタートで後手を踏んで外へ切り替えてから一気の伸び脚。あの内容からも五分にさえ出ればチャンスはありそうで…。佐賀エフワンプリンスは昨年の笠松グランプリ優勝馬、能力は認めるだけに初めての距離でうまくペースが握れるかどうかだけ。迎え撃つ地元勢、スピードだけならウェッ トサンプ、アンジェリークダダということになるが、総合力と言うなら断然ジェイフォース、戦列復帰後(4)(1)着と確実に調子も上げるだけに一層面白い存在になってきそう。

 18日はA2級の1700m戦がメイン。主役はブルースイショウ、逃げ馬を自身で捕まえに行き最後は3馬身差を付けた前走が余りにも強すぎた。背は1kg増の57になるが、十分に馬格があるのでまず問題はないだろう。雨馬場が予想されるだけに前走同様、早め早めの積極策で後続を振り切る。(2)着争いも前走でこのブルーに負けた馬たちで決まりそう。中でも最も変わる要素があるのは叩き2走目となるエーシンバリントン。半年ぶりを叩いたことで気合、息遣い良化は明白。次いで再度ひと脚に賭けるディープフィールド、これが新生、松 平厩舎の開業2戦目となる。

 20日のその金ナイターはB1級の1400m戦がメイン。実力伯仲のこの一戦、とりあえずの軸馬には勝級戦ながらもユニフィケーションを指名。兵庫転入後4戦オール連対のレース巧者、どんな流れになっても力を出し切れる点は大きな武器。前走2カ月を叩いたミヤトーレルも実績的に大きく変わってきそう。安定した伸び脚のアクロマティック、降級タガノキャプテン、オンワードセジールも上位に顔を出しそう。尚この日はお馴染みとなった大日本プロレス、関本大介選手がメイン表彰のプレゼンターを務めて下さり、レースとレースの合間にはトークイベントも開催される。お楽しみに。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

 

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