【重要】住所等ご登録情報をご確認ください

【開催見解】第1回園田競馬(4/1~2)

 見事、調教師試験に合格した松浦聡Jの最終騎乗が先週木曜日だったワケで内枠を生かして果敢と逃げるも結果は7着、昨秋引退した坂本J(現調教師)のようにうまくラストを飾ることはできなかったが、表情は実に晴れ晴れしていた。何ごとにも熱心な彼のこと、今後は強い馬作りに精を出してくれるものだと。

 

 サテ今週からは気持ち新たな新年度、園田競馬は通常の3日間開催ではなく水、木曜(1、2日)の2日間開催となった。注目は2日に行われる3歳クラシックの1冠目菊水賞。昨年の最優秀2歳馬に輝いたトーコーヴィーナスがグランダム・ジャパン牝馬路線へ進んだため不在。というワケでV最短はそのヴィーナスを園田ジュニアカップで簡単に負かしたインディウム。 今年に入ってからも2戦2勝でトータル6戦無敗の同馬、逃げ差し自在は実に心強く、中間の調教状態からまだまだ伸びしろもタップリ。距離経験もメンバー中、一番のここは単なる通過点にすぎないものだと。焦点は(2)着馬争い。実績で行くならばトータル4勝を挙げるオトコギとなるのだが、兵庫県での2勝は展開にも恵まれてのもの、それだけにどこまで信用していいものか。しかも場合によってはインディウムの先行も考えられるだけに兼ね合いがどうなるか。となると変わって浮上はインディウムと同厩のバズーカ。前走、初めてまともに砂を被る競馬を強いられ道中の反応は鈍ったが、直線に向いてからの脚はひと際目立った。まだまだ成長途上とは言えスケールは豊かだ。馬体が絞れたことで追い出し てからスムーズに伸びるようになったのがコパノジョージ。2連勝中と勢いもあるだけに結構面白い存在になってくるかも。

 

 1日のメインはB1級の1400メートル戦。主役不在のここは混戦ムード、降級+攻め強化で一変狙いはナムラバクサイ。間隔を開けて入念に乗り込んだだけにここは底力にモノを言わす可能性大。逃げるのはアスカタンだが、ここ数走がずっと渋化馬場だったにも関わらずあと一歩が粘れなかった。それだけに良馬場予報の今回、どこまで踏ん張ることができるか。前走掛かり気味だったサクラオードシエルは距離短縮が好材料となりそうだし、スケルツァンド、ビナファイブは前走の(1)(2)着馬、B1昇級とは言え体調の良さでここでも十分足りそう。ミライヘノカゼは前走、前付けで末脚が甘 くなっただけに今回はジックリ構えてひと脚に賭ける策か。徐々に体調は良化だけにソロソロ気になる一頭に。



(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

 競馬キンキロゴ

楽天競馬 ネット新聞スタンド

  • 地方競馬ネット新聞
  • 日刊競馬
  • イー新聞
  • コンビニプリント競馬新聞

楽天競馬 公式SNS

  • FaceBook
  • Twitter

キーワードから探す

RSS

このページの先頭へ

開催当日のレースに関する情報については、主催者発表のものとご照合ください。

ポイントで競馬新聞が買える!地方競馬ネット新聞