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【開催見解】第20回園田競馬後半(12/8~10)

 兵庫版グランプリ、第58回園田金盃はエーシンサルサの逃げ切りだった。スタート後、2番手に付けたのがこのサルサが所属する橋本忠厩舎に籍を置く吉村J騎乗のトーコーニーケ、3番手、4番手が同オーナー馬エーシンクリアーにエイシンホクトセイとなり、ペースも大きく味方、2着馬に2馬身の差を付けての完勝だった。3着には向正面、内から追撃のオークストラピットで5着が後方から伸びたアランロド、6着にはトーコーニーケが粘ったし、牝馬が1,3,5,6着、このように今年の大一番は牝馬の活躍が目立った。また週末JRA芝遠征したランランラン、ノブタイザンは何れも着外、しかし今回のこの経験は今後に大きく生きてくるハズでノブ陣営は早くも暮れの園田ジュ ニアカップでの巻き返しを誓った。サテ今週の園田競馬は通常通りの火、水、木曜(8~10日)の3日間開催。期間中のメインは10日に行われるA1級の1400メートル戦、JRA5勝馬エイシンゴージャスが遂にベールを脱ぐときがやってきた。4走前の1400メートル戦完勝からもまだまだ勢いは衰えて居らずほとんど出たとこ勝ち濃厚では…。ティアモブリーオは休み明けの前走が3着、それも前半の行き振りは3カ月弱ぶりとは思わせぬものがあったし、2走目、主戦の川原Jが騎乗予定の今回は当然上積みがあるものだと。アクロマティックは前走A1級初勝利、大外から見事なまでの差し切りだったし、あれで一層弾みが付いたことも間違いなしか。マッハタイザンは6カ月半ぶりの実戦になるものの同じオーナー馬マイタイ ザン、ノブタイザンあたりとの併せ馬でいきなり動ける体、息を作った。注目の一頭になろう。そしてもう一頭大注目は名古屋、笠松での交流重賞連勝中のバズーカ。予定していた先月の笠松グランプリは直前のアクシデントで取り消しと言うことになったが、程度としては軽症、出走ならゴージャスと人気を二分するぐらいにもなってくるだろう。

 

 9日はA2級の1400メートル戦がメイン、注目は10連勝馬トランヴェールの連勝が更に伸びるかどうか。一見、前走時よりも戦いやすい相手になっただけに問題は背の57キロだけかも。相手筆頭は堅実駆けエルウェーオージャ、2~3走前で増えた体重も丁度いいぐらいに戻ってきたし、これならまず大きく崩れることはあるまい。次いでレース巧者ショウナンカリブ、相変 わらず追い切りの動きもいいし、永島Jとも好相性。マイアリエスの大逃げ、降級トーコーポセイドンにも警戒は必要で。

 

 8日はB2級の1400メートル戦がメイン。前走の勝ち振りならこのクラスでも即通用しそうなのがトウケイウルフ、追い切りラップも前走時以上だ。エーブゴールドマンは木村J4連続の騎乗、彼をしてでもなかなか勝ち切れないもどかしさはあるが、すべてに良くなっていることは確か、ソロソロ3着続きから脱出したい。バトルフォンテは川原Jと2度目のコンビ、直ぐに好位に取りつけるレース巧者でもあり上位争いは確実だろう。プラセンタは前走3着で連勝は2でストップしてしまった。それでもまだまだ伸び代はあるし、素早い巻き返しがあって何ひとつ不思議なし。アラタシャチョ ウも折り合いひとつで伏兵以上の働きが…。

 

 

(文:競馬キンキ 北防 敦)

 

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